東京出張の期間は、大浴場&サウナのある部屋でコスパよく くつろぐ

1月。新年の幕開けと共に上司から告げられたのは昇進の知らせだった。
新卒で今の会社に就職してから3年が経ち、希望していた新商品の営業担当に抜擢。

当初はやる気に満ち溢れていたが、現在は一人暮らしをしている北海道から東京へ出張する機会が増え、日々の目まぐるしさをますばかりだった。

毎月のように飛行機で行き来する生活。
エコノミークラスの座席に腰掛けると、硬い体と硬い椅子がぶつかる。
肩こりと眠気からくる頭痛を携えて離陸したとき、体は限界をむかえていることを思い知った。

どこか快適に過ごすことができるお部屋がないか探していた時に見つけたのがunito。東京にいる間だけの家賃で暮らせるという点に魅力を感じた私は早速unitoのコンシェルジュさんに相談してみることにした。

文学人が愛した街 落窪

北海道生まれ、北海道育ちの私は、名前も知らなかった「荻窪」という街。
かつて荻窪は与謝野晶子さんを始めとした多くの文学人が暮らしたという。
駅周辺に残る老舗店からも、どこか懐かしい暮らしの面影を感じます。

選んだ理由は、大浴場&サウナつき

月の2週間だけ住む部屋。
なるべくコストを抑えたいし、北海道に一人暮らしの部屋がある分、家具や家電を揃えるのももったいないと感じていた。

コンシェルジュの方とのLINEのなかで、どんどん部屋が絞られていく。
最終的に私は、「コンパクトでも、思いっきりくつげる部屋」を選んだ。

ここ、荻窪のunitoを選んだ最大の理由は、大浴場とサウナが併設されていること。
ヘトヘトに疲れた日はここへやってきて疲れを癒すことが私の日課。
こんな夜に、飛行機に乗って北海道に帰っていた日々を思い出すと、なおさらお湯の柔らかさを感じる。

おすすめは新しく併設された貸切テントサウナ

最近アウトドアシーンで話題となっているテントサウナが新しくオープン。
フィンランド式「MISA」を使用した本格的サウナで、テント内にはアロマの薫りが広がる。



熱したサウナストーンにお好みのアロマをブレンドした「アロマ水」をかけることでアロマの水蒸気が発生する。この水蒸気にはリラックス効果があり、日々の疲れを癒してくれるのだ。

順番に沿って無理なく”ととのう”

サウナは「サウナ→シャワー（冷却）→外気浴（休憩）」で1セット。
この順番を繰り返しながら心と体を休めていく。



豊富な種類のヘアワックスもご用意。
うっかり忘れて髪がセットできない・・という心配はご無用。

お風呂あがりは休憩へ

お風呂あがりに立ち寄ることが多い、フリーラウンジ。マッサージチェアで体をほぐしたり、漫画を手に取ってみたり…。
最近は、街の古本屋で見つけた町田康の小説を読み進めている。

フリーラウンジで小腹を満たす

お腹が空いたら4階のフリーラウンジへ。
なんと、フリードリンクからご飯・十五穀米・卵・お味噌汁まで全て無料。

寝床は、カプセルタイプ

コンパクトながらも、シモンズ製のベットで十分にくつろげるカプセルタイプの寝床。

カプセル内の設備

テレビからコンセント＆マルチ充電器まで揃っていて一人の時間も充実。

休みの日に足を運びたい、新宿グルメ

杉並区立与謝野公園 | 荻窪のunitoから11分

ここではかつて与謝野晶子が暮らした住居跡が公園となって今でも訪れることができる。現代でも人気を博している、作家 与謝野晶子。彼女もまた落窪の地で生活をした者の一人である。彼女は落窪の地でどのように生活をしていたのだろうか。

石臼挽き手打ち蕎麦 高はし | 荻窪のunitoから11分

古民家のように落ち着いた店内。中でもコシのある手打ち蕎麦は絶品。

今野書店 | 落窪のunitoから22分

1973年から落窪の街に根ざした本屋。新たな新しい物語と出会いに足を運びたい。

住んだ分だけの家賃で暮らせる部屋「unito」

私は出張に合わせて月2週間、落窪のunitoで暮らしている。unitoは住んだ分だけの家賃しかかからないので、自宅のある北海道と出張先の東京の行き来をしている私にとってコスパも良いので助かっている。

新たな部署で迎えた新年。今年はどんな1年になるのだろうか。
大きなお風呂につかりながら、ふと、考える。
忙しくなるかもしれない。そんなことは言うまでもない。

考えているうちに、肩の凝りがほぐれていく。
「よし、そろそろあがってビールを飲むか。」
気持ち良い1年は、想像するより先に始まっていた。