今週は久しぶりに、丸1週間、東京にいるのか。
芸能事務所のマネージャーをしている僕は、担当しているタレントが仕事で呼ばれれば、全国どこへでもタレントと赴く。各地を転々とする日々、丸一週間東京にいるのは久しぶりで、少しの不安さえ覚えた。
「今は仕事に打ち込みたい。」
そう考えているものの、拠点を持たないホテル暮らしはどこか浮足立つ。
そこで、帰った日だけの家賃で住めるという珍しい家を借りることにした。
めまぐるしい日々の中でも「ただいま」と言える場所が欲しい
下町情緒溢れる街、大塚
帰った日だけの家賃で住める珍しい家「unito」のホームページを開いてみると、エリアごとにたくさんの物件が載っている。
僕が東京に帰るのは、月10日程度のことだが、されど10日。
出勤するオフィスがある、池袋近辺のエリアで探すことにした。
東京は一駅離れれば街のカラーが全く異なる。
食事もショッピングもなんでも揃う街”池袋”、そして、帰っていく街”大塚”。
池袋は暮らすには、”便利すぎる”。
あえて僕は、一駅離れた、大塚に暮らすことにした。
今思えば、大塚は、僕が育った街に少し似ているのかもしれない。昔懐かしい銭湯や路面電車など、思わず「ただいま」と言いたくなる街だ。
大塚のunitoは、必要なものが全て揃うコンパクトルーム
無料の朝食(期間限定)
仕事に追われると後回しにしがちの朝ごはん。出来立てのパンの香りで心も体も目覚めます。期間限定で全メニュー無料なところが嬉しいポイント。
コインランドリー
施設内に設置されているので、いつでも自分の好きなタイミングで洗濯ができる。一人暮らしをしているとご近所を気にして洗濯機を回す時間に気を使うことも多い。だが、大塚のunitoは帰りが少し遅くなっても抵抗感なく使用できるので助かっている。
急な仕事にもすぐに対応
部屋で一息ついていたら、早急に対応しなければならない仕事が舞い込んできた。
デスクWi-Fi、有線LANが完備されている為、デスクですぐに作業に取りかかることができる。Wi-Fi難民になって対応に遅れることはない。
疲れた体を癒す入浴タイム
パジャマやドライヤーを始めとしたアメニティグッズは、種類が豊富。出張先で準備を忘れて急いでコンビニに向かったり…なんて日常茶飯事の無駄遣いとはおさらばだ。
肌寒くなってきた今日なんで、入浴前にコートを着てコンビニ行くのは億劫だ。必要なものが全て揃っていて、すぐに入浴できるというのはありがたい。
ふかふかのシングルベット
部屋にいるときは、広いベッドの上で過ごすことがほとんどだ。
ゲームをしたり、漫画を読んだり…
そういえばびっくりしたのは、建物の1階にある本屋がなんと24時間営業ということ。
昔から本屋が好きな僕にとっては、サプライズのように嬉しい発見だった。
ちなみに、ゲームも漫画も、もちろん家なので、置いたまま家をあけることができる。
ちょうど良い箱に、自分の荷物を入れて、フロントに持っていくと、次に帰ってくる日まで預かっていてくれる。
「いってらっしゃい」という言葉は、そっと心を温める。
休日は下町を楽しみながら体をリフレッシュ
バッティングセンター | 大塚のunitoから徒歩3分
レトロな看板が目を引く先はバッティングセンター。
無心にバットを振ると、仕事のストレスも吹き飛んでいく。
君の湯 | 大塚のunitoから徒歩12分
久しぶりに運動をして汗をかいたので、銭湯に向かう。
いつもの番頭さん。何も言わなくても「タオルね。」とタオルをつけてくれる。
帰らない日は家賃がかからない家「unito」
出張の日は全国各地を転々とし、休日は大塚のunitoで暮らす二拠点生活
出張がある日は全国各地を転々とし、休日は大塚のunitoで暮らす二拠点生活。unitoは、帰らない日は家賃がかからないので、毎月10日ほど、帰らない日があっても無駄がない。
暮らしてみた大塚の街は、想像よりも早く”地元”のように思える場所になった。
思いっきり振ったバット。
フロントの方の「おかえりなさい」の声。
”いつも”の銭湯、”いつも”のおじさん。
行きつけの本屋。
大塚は、まるで大きなソファーのように僕を受け止めてくれる街。
“くつろぎ”の良い反動で、unitoで暮らす前よりももっと、仕事に打ち込めるようになった気がする。
撮影:Unito
場所:R&Bホテル大塚駅北口