転勤の時の持ち家をどうするかの選択肢をメリット/デメリットをご紹介

転勤が決まったらやることは

転勤の内示が出るのは、異動先への着任日まで1～2か月前であることがほとんどです。中には、数週間で引っ越さなくてはならないという場合もあります。
そのため、転勤が決まったら、とにかく早く動くことがポイントです。では、具体的にどのように準備すれば良いのでしょうか。

➀単身赴任か家族で引っ越すか決める

転勤が決まった場合、家族がいる人であれば「単身赴任」か「家族全員で引っ越す」か、いずれかを選ばなくてはなりません。
両者には下記のようなメリット・デメリットがあるので、今後のライフスタイルも考え、家族みんなが納得する選択をしましょう。

〇単身赴任

◆メリット
・家族それぞれのライフスタイルに変化はない
・会社の制度により単身赴任手当、家賃手当、帰省手当など単身赴任に伴う手当が出る場合がある
◆デメリット
・今住んでいる家と別に住まいを用意する必要があるので、家賃などの初期費用がかかり、生活費も2倍になる
・家族と離れて暮らすストレスがある

〇家族全員で引っ越す

◆メリット
・家族全員が一緒にいられる
・新しい環境で刺激を受けられるかもしれない
◆デメリット
・子どもが転校しなければならない
・共働きであれば、パートナーの仕事に影響する
・新しい生活に慣れるまで、家族全員が大きなストレスを抱える懸念がある

②部屋を探す

単身赴任を選択しても、家族全員での引っ越しを選択しても、いずれにせよ新居を探すことになります。
不動産情報サイトや赴任先の不動産会社などで、なるべく早く部屋を決めましょう。特に春は転勤が多いシーズンに加え、進学や就学などで新居を探す人とも重なります。内見などは早めに予約し、とにかく“動く”ことが大切です。
しかし、家族で引っ越すことを選択した場合、持ち家であればどうしたら良いのか悩んでしまいますよね。「持ち家をどうすれば良いか」という点は後ほど詳しく解説します。

③引っ越し会社を決める

単身赴任で、現住所から近い場所に引っ越すのであれば、自家用車などで荷物を運べる場合もあるかもしれません。
しかし、荷物が多い場合や家族全員で引っ越す場合は、引っ越し会社を利用することになるでしょう。引っ越したい日の遅くても2週間前までには引っ越し会社を決めるようにしましょう。
各社さまざまなお得なプランを設定しているので、しっかりリサーチし、ライフスタイルに合ったプランを探してみてくださいね。余裕があれば複数の引っ越し会社で見積りを取って比較することをおすすめします。

④各種手続きをする

単身赴任をする場合は、新居のライフラインの手続きなどをすればOKです。
しかし、家族全員で引っ越しをするなら、下記のようなさまざまな手続きをしなくてはなりません。転勤に伴う引っ越しは何かとバタバタするので、抜かりがないよう注意しましょう。
・住民票を移す
・子どもの転校の手続き
（小中学生の場合は転勤先の校区にある学校に転校できるが、幼稚園や高校は希望のところに空きがあるとは限らないので要確認）
・運転免許証、国民健康保険、国民年金保険などの住所変更
・各種保険の住所変更
・金融機関への住所変更
・インターネット回線の解約や、新居での契約手続き
・電気・ガス・水道などライフラインの解約手続き
・郵便物の転送手続き　など

⑤引っ越し

さまざまな手続きと同時進行で荷造りをして、引っ越し当日を迎えます。引っ越してから新任地での勤務がスタートするまでには日数の余裕がない場合も多いので、まずは最低限の通常の生活が送れる状態に整えておきましょう。
家族で引っ越す場合は、転入届を役場に届け出ることも忘れないようにしてください。

転勤の際の持ち家をどうするか。それぞれのメリットデメリットを紹介

せっかく購入したマイホーム。転勤が決まった場合、どうしたら良いのか困りますよね。
転勤の際にマイホームをどうするのかという問題について、挙げられる4つの選択肢とそれぞれのメリット・デメリットは下記のとおりです。

〇空き家のまま所有する

持ち家を手放したくない、誰かに使われたくないといった場合は、空き家のまま所有しておくという選択肢があります。転勤が短期間とわかっていたら、所有したままの方が良いかもしれません。
◆メリット
・転勤が終わればいつでも戻ることができる
・仮に賃貸する場合などと比べ、トラブルが起こる可能性が少ない
◆デメリット
・誰も住んでいないと家はすぐに劣化してしまう。定期的なメンテナンスが必要
・住宅ローンと転勤先で住んでいる家の家賃を二重に払わなくてはいけない
・住宅ローン控除の対象外になる場合がある

〇賃貸する

転勤している期間の間、家を賃貸するという選択肢もあります。
◆メリット
・賃貸契約を終了していれば、転勤が終わったタイミングで家に戻ることができる
・家賃収入が得られる
・家の管理のために定期的に訪れる必要がない
◆デメリット
・入居者とトラブルになる可能性がある
・住宅ローンの契約内容により、賃貸するのは契約違反になる場合がある

〇売却する

マイホームはできるなら手放したくないものですが、転勤の期間が長期になる場合などは、売却も選択肢に入るでしょう。
◆メリット
・家の維持費や税金などがかからなくなる
・住宅ローンの残債を上回る金額で売却ができる可能性がある
◆デメリット
・希望している金額で売れるとは限らない
・夢のマイホームを失ってしまう

〇単身赴任する

家族の仕事や生活の都合や、マイホームでの生活を失いたくない場合、単身赴任するという選択肢もあります。
◆メリット
・家族の生活環境が変わらない
・家族が住み続けているので、住宅控除が適用される
◆デメリット
・家族と離れて暮らさなくてはならない
・マイホームでの生活にかかる費用と単身赴任先の生活でかかる費用が2重に必要

転勤先の部屋を探すならunito（ユニット）

転勤を命じられた場合、持ち家がある方は「持ち家をどうするのか」というのは大きな問題ですよね。家族の生活にも影響がありますし、できるだけ手放したくないけれど、単身赴任をするにも金銭的な負担がかかります。
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まとめ

持ち家がある方が転勤になった場合、できるだけ持ち家を所有しておける方法を選択したいですよね。
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「unito」は請求書払いが可能なので、福利厚生として企業が負担するという方法もOK。unitoで、なるべくストレスのない転勤を実現してみませんか。