【徹底解説】デュアラーの魅力と気になるお金事情について

働き方や価値観が多様化する中、注目されているのが「デュアラー(二拠点生活者)」。文字どおり拠点を2つ持ち、両方での生活を満喫する生活を送っている人のことを指します。テレワークや在宅勤務が広がったことでも後押しされ、スタートする人が増えていますが、お金がかかりそうだと心配する人も多いのではないでしょうか。今回は、デュアラーの魅力と、始めるにはどの程度のお金がかかるか、などについて紹介します。

デュアラー(二拠点生活者)とは?

「デュアラー」とは、都会と田舎の2カ所に拠点を持ち、それらを行き来しながら生活する「デュアルライフ(二拠点生活)」を送る人のこと。2019年にリクルート住まいカンパニーが住まい領域のトレンドとして発表したキーワードです。
これまでは富裕層やリタイア層などお金と時間に余裕のある人しかできないというイメージがあったデュアルライフ(二拠点生活)ですが、空き家やシェアハウスを活用して、20~30代の若年層のビジネスパーソンやファミリー層なども楽しみ始めた、ということから誕生しました。コロナ禍で働き方や生き方の価値観が変わったことにより、デュアラーをスタートさせる人がますます増えています。
〈参考〉
https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruit-sumai/press/2018/12/2019trend.html

デュアラー(二拠点生活者)になる魅力って何?

今注目されているデュアラー(二拠点生活者)ですが、なぜデュアラーを選ぶ人が増えているのでしょうか。

〇生活にメリハリができる

都会で仕事をし、田舎で趣味の時間などを持つデュアラーは、オンオフの切り替えがしやすくなります。メリハリのある生活を送ることにより上手にリフレッシュできるので、日頃の仕事のモチベーションが高まるなどの効果もあります。

〇都会と田舎の良いところ取りができる

便利で刺激的な都会での暮らしも、自然豊かでのんびりした田舎での暮らしも、どちらも魅力がありますよね。デュアラーは二拠点で生活するので、そのどちらの暮らしも楽しむことができます。

〇趣味を満喫できる

田舎に拠点を持つと、サーフィンやキャンプなど、アウトドアの趣味を持っている方は特に満喫することができます。インドア派の方も、リラックスした空間の中で趣味に没頭できますよ。

〇人脈が広がる

デュアラーとして都会と田舎を行き来していると、これまでと違ったコミュニティーとの接点も増えます。
趣味を通しての仲間が増えたり、両方の拠点での人脈を活かした新たなビジネスが生まれたりするかもしれません。

デュアラー(二拠点生活者)になる際の注意点って何?

魅力がたくさんあるデュアラーですが、始めるにあたって注意点もあります。

〇金銭的な負担が大きくなる

デュアラーになるには拠点を2つ用意する必要があります。田舎は都会と比べて家賃が安いとはいえ、都会の家と田舎の家、両方を管理するというのは大変です。家具や家電なども2カ所分必要になるので、初期費用がかなりかかってしまいます。
また、拠点間を移動するのにも交通費がかかるので、想定以上のお金が必要だと思っておいた方がよいでしょう。

〇移動に時間がかかる

せっかくデュアラーになるなら、2つ目の拠点は離れた場所で、思い切り気分を切り替えたいと考える方も多いのではないでしょうか。デュアラーの拠点は別荘ではないので、定期的に拠点間を行き来するというのが基本になります。
その場合、交通費はもちろん、移動にかかる時間も重要。あまり時間がかかり過ぎると移動が億劫になってくるので、無理なく行ける距離を選びましょう。

デュアラー(二拠点生活者)になるにはどのくらいお金が必要?

デュアラー(二拠点生活者)になるには、今の拠点の他にもうひとつ拠点を用意する必要があるので、初期費用がかかります。初期費用などにかかるお金は下記のとおりです。

〇物件の費用

デュアラーの拠点となる物件は、購入や賃貸などあらゆる選択肢があります。賃貸の場合は、家賃に加え初期費用として敷金や礼金が必要です。敷金の目安は家賃の1~2ヶ月分、礼金の目安は家賃の0~2ヶ月分なので、まとまったお金を用意しておかねばなりません。仲介手数料や鍵の交換費用などが必要な場合もあるので、合計すると想定以上の金額になることも。地方の家賃は安いとはいえ、二拠点分となると負担が大きくなります。生活スタイルに合わせて、予算的に無理のない家を選びましょう。
〈参考〉
https://www.homes.co.jp/cont/living/living_00634/

〇家具・家電など

二拠点で生活するということは家具や家電、日用品なども2つずつ必要になります。最低限のものを揃えるだけでも、リストアップしてみると意外と意外とたくさんのものが必要なはずです。

〇水道光熱費

水道光熱費も二拠点分の支払いが必要になります。

〇交通費

デュアラーになると、二拠点間を定期的に移動するので、それにかかる交通費が必要になります。移動手段や所要時間により交通費は大きく変わるため、月に何度くらい移動するのか、どのくらい費用がかかるのかということは意識しておきましょう。

デュアラー(二拠点生活者)なら知っておきたい支援制度について

昨今、地方の自治体などでは移住人口を増やすためにさまざまな支援制度を用意しています。デュアラーが利用できるものもたくさんあるので、上手に活用すればデュアラーをスタートする初期費用が抑えられます。
では、具体的にどのような支援制度があるのか、いくつか紹介します。この他にも多様な支援制度があるので、しっかりリサーチした上で、自分に合った制度のある自治体に住むという拠点の選び方もありますよ。

〇起業支援金・移住支援金(国の事業)

地方での起業や東京圏からUIJターンにより起業・就業をする人を支援する仕組み。移住して起業した場合は最大300万円の支援金が支給されます。
〈参考〉
https://www.chisou.go.jp/sousei/shienkin_index.html

〇石川県小松市「こまつデュアルライフ支援制度」

小松市内でテレワークなどをしながら二拠点生活を送る人で、対象条件を満たす場合には家賃の一部を補助する制度。一戸建ての場合は月1万円、共同住宅の場合は月5千円が、3か月間補助されます。
〈参考〉
https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/kenchikujuutaku/teijuusokushinshienseido/10962.html

〇長野県佐久市「佐久市リモートワーク実践者スタートアップ支援金」

佐久市ではデュアラーがリモートワークをする際の支度金を交付しています。条件を満たしていれば5万円補助されますが、これ以外にも住居や就業をサポートしてくれるさまざまな制度が用意されています。
〈参考〉
https://dual-life-iju.com/column/nagano-saku/

〇山梨県北杜市「北杜市移住支援金」

北杜市に移住し、就業または起業した場合、支援金が支給されます。単身の場合は60万円、2人以上の世帯は100万円支給され、テレワークも対象になるので、幅広く利用しやすい制度です。
〈参考〉
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/10094.html

デュアラー(二拠点生活者)になるなら「unito(ユニット)


デュアラー(二拠点生活者)として拠点を2つ持ち、日々の生活を楽しむ生き方は今の時代にぴったり。しかし、拠点を2つ持つというのは住居を2つ用意することなので、初期費用や生活にかかるお金は負担になりますよね。
そんな時はサービスアパートメントを利用するのはいかがでしょうか?
サービスアパートメントとは家具や家電、キッチンなどが備え付けで、部屋の清掃サービスなども受けられる物件のこと。ホテル暮らしユーザーを集客するプラットフォーム「unito(ユニット)」なら、都心を中心に約450件のホテルやサービスアパートメントがそろっています。「unito」には月3日から利用できてお部屋に滞在していない日は返金される「リレント機能」があるのもポイント。デュアラーをスタートするにあたり、都心の拠点の費用を抑えられますよ。

→「unito(ユニット)」について、詳しくはこちら!
https://unito.life/

まとめ

仕事も趣味も存分に楽しめ、自分らしい生活ができるデュアラーという生き方は憧れるけれど、お金の問題が気になりますよね。
unitoなら家具・家電つきで月3日から、滞在した日数分の家賃で住めるので、都会の拠点での暮らしにかかる費用を抑えられます。また、家賃が高いエリアの物件も費用を抑えて住めるので、デュアラーの良いところをさらに実感する生活が可能になるでしょう。




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