1.帝国ホテルがサービスアパートメント事業を拡張!
官公庁やビジネスの街である丸の内、またショッピングの街である銀座に隣接する日比谷で、1980(明治23)年に創業し、国内外からのお客様が1日に約1万人も訪れる帝国ホテル東京。
ウエディングや家族での食事、そして商談などで多くの人に利用されています。
帝国ホテルの「おもてなし」の心は、明治から世紀を越えて受け継がれてきました。
この帝国ホテルが「サービスアパートメント」事業をスタートさせたのは、コロナ禍でホテルの利用が減少してきた2021年2月です。
99室で始めたサービスアパートメントは、受付開始からわずか4時間で完売するほどの人気を集めました。
その後、2021年5月下旬には66室を追加。
さらに、2022年2月からは、帝国ホテルタワー館の12フロアにある全ての客室、計349室をサービスアパートメントに拡張しました。
2.サービスアパートメントとは?
充実したホテルのサービスと、アパートが持つ「住む」という機能をかけ合わせたのが、「サービスアパートメント」。
ホテルに「泊まる」という非日常の体験を、ホテルに「住む」という日常に変えるサービスです。
マンスリーマンションとの大きな違いは、室内清掃やリネン交換などのホテルのサービスや、ホテルグレードの家具や家電を利用できることなどです。
帝国ホテルのサービスアパートメントでは、さまざまなお客様の要望に応えられるよう、4つのフロアと、4タイプの部屋を用意しています。
●4つのフロア区分
・レギュラーフロア
気軽にホテルに「住まう」ためのフロア。利用できる特典に一部制限があります。
・ハイフロア
全ての特典を利用できます。
・ペントハウスフロア
ハイフロアと同様の特典に加え、タワー館最上階の開放感を味わえます。
・レジデンシャルフロア
スイートのみのフロア。ミニキッチンやワードローブ、シューズボックスも完備。
●4タイプの部屋
・スタジオ
広さ約30平方メートル 定員1~2名
・プレミアスタジオ
広さ49.9平方メートル 定員1~3名
・コネクティングスタジオ
34平方メートル+35.6平方メートル 定員1~2名×2室
・スイート(3タイプ)
66.2平方メートル~105平方メートル 定員1~4名
料金はフロアと部屋タイプの組み合わせによって変わります。
最もお手頃なレギュラーフロアのスタジオの場合は、30泊で378,000円。
最も高額なのは、ペントハウスフロアにあるペントハウススイートで、30泊2,400,000円です。
その他の部屋の料金はこちらで確認してください。
3.充実したサービスを紹介!
帝国ホテルのサービスアパートメントでは、どんなサービスを受けられるのでしょうか。
(1)専属のサービスアテンダントが24時間対応
帝国ホテルのサービスアパートメントでは、専属のサービスアテンダントが帝国ホテルならではの一流のおもてなしで日々の暮らしをサポートします。
室内清掃やゴミの回収のタイミング、食器類の貸出、届け物のデリバリーなど、滞在中のあらゆる要望は、チャットで連絡可能です。
(2)室内清掃やリネン交換など
室内清掃は週3回あります。希望する時間がある場合には前日までにサービスアテンダントに伝えれば対応してもらえます。
清掃日には無料でタオル・パジャマ・リネン類の交換がありますが、それ以外のタイミングでの交換は有料です。
ゴミの回収はいつでも無料です。
シャンプーやコンディショナー、歯磨きセットなどのアメニティは、初日は無料で用意されていますが、追加分は有料となります。
(3)各フロアにコミュニティールーム設置
フロアごとに設置された共同スペースが、コミュニティールームです。
洗濯乾燥機や電子レンジ、トースター、アイロンが利用できます。
ハイフロアとペントハウスフロアには、自由に使えるコーヒーマシンと製氷機も設置。
午前7時〜午前10時には、パンが用意されます。
トースターで温めたパンを部屋に持ち帰って、優雅な朝食を楽しみましょう(コミュニティルームでは飲食できません)。
(4)ホテルラウンジを無料で利用可能
サービスアパートメント滞在中は、本館1階の「ランデブーラウンジ」で、コーヒーと紅茶を無料で楽しめます。
また、本館1階の「パークサイドダイナー」ではテイクアウトドリンク(コーヒー・紅茶)が優待料金の300円で利用できます。
通常の料金はブレンドコーヒー1,900円、紅茶1,900円ですので、これはうれしいサービスですね。
(5)駐車場が利用可能
登録制で、1室あたり1台が駐車場を無料で利用可能です。
※レギュラーフロアの方は30泊30,000円の優待料金。
(6)ジム・プール・サウナを利用可能
タワー館20階にあるフィットネスセンター・プール・サウナを無料で利用できます。
ただし、2022年現在は時間あたりの利用者数を制限しているため、予約制となっています。
これらの施設は宿泊者専用です。
鍵付きのロッカーがあり、タオル類も用意されています。
フィットネスセンターに設置されているのは、ウォーキングやランニングのマシン、フィットネスバイクなど。
ロッカーやマシン、ドリンクディスペンサーのボタン部分などは、30分ごとにスタッフが消毒しているため、衛生面も安心です。
※レギュラーフロアの方は、利用可能な時間に制限があります。
(7)会議室を利用可能
ビジネスに便利な会議室を1日2時間まで無料で利用できます(予約制)。
※レギュラーフロアの方は、優待料金。
(8)飲食のサブスクサービス
期間中には何度でも利用できる、とてもお得なルームサービスのサブスクがあります。
30泊1人63,000円で、専用のメニューから人気のカレーやサラダ、スープなどを注文するしくみです。
たとえば2022年7月には、以下のメニューが並んでいます。
・ビーフカレー
・ブロッコリーとツナのフィジリ
・ツナ・トマト・チーズのサンドイッチ
・本日のスープとパン
・ミックスサラダ
・フレンチペストリー
毎週水曜日と日曜日にメニューが変わるので、1ヶ月利用しても飽きずに楽しめそうですね。
また、サービスアパートメント利用者だけに向けたサービスではありませんが、2021年11月にはホテルバルがオープンしています。
月額8,800円で1日1杯対象のドリンクが飲めるサブスクも、大変人気です。
ルームサービスと組み合わせて、帝国ホテルライフを目一杯楽しんではいかがでしょうか。
(9)ランドリーのサブスクサービス
期間内に何度でも利用できる、ランドリーのサブスクも用意されています。
プロの手でていねいに仕上げられた衣類を身につければ、滞在中は快適に過ごせますね。
ランドリーサービスには3つのプランがあります。
・ライトプラン 30泊34,500円
水洗い可能なワイシャツ・ブラウス・Tシャツ・インナーなど
・レギュラープラン 30泊69,000円
ライトプランのアイテム+パジャマ、スポーツパンツ、スウェットなど
・プレミアムプラン 30泊138,000円
水洗い可能なすべての衣類
4.どんな利用目的で契約できる?
帝国ホテルのサービスアパートメントは「ホテルに住む」ためのサービスです。
個人の契約だけではなく、法人の契約も可能。
リフォーム中の仮住まいとして利用する人や、中止になった海外クルージングの代わりに利用する人もいます。
3ヶ月以上の長期滞在にも対応していますが、5泊、2泊といったプランもあるので、こちらは比較的気軽に利用できますね。
「帝国ホテルに住む」という特別な体験を、ぜひ、味わってみてください。
5.リーズナブルにホテルに暮らすなら「unito(ユニット)」
帝国ホテルのサービスアパートメントを紹介しました。
帝国ホテルならではのおもてなしを体験できる素晴らしいサービスですが、もっとリーズナブルにホテル暮らしを楽しみたい方には、unito(ユニット)がおすすめです。
駅からも近い素敵なお部屋がたくさん見つかりますよ。