同棲に必要な初期費用と同棲後の毎月の生活費
同棲を始めるにあたって、カップルが直面する最初の大きなハードルは、初期費用の準備です。特に、都市部では初期費用が高くなりがちです。
初期費用の目安
例えば、東京23区で1LDKから2DKの物件を選んだ場合、平均家賃相場が12万円だとします。この場合、初期費用は家賃の5〜6ヶ月分、つまり約60〜72万円が目安になります。これには以下の費用が含まれます。
- 敷金:家賃1ヶ月分
- 礼金:家賃1ヶ月分
- 前家賃:家賃1ヶ月分
- 仲介手数料:家賃0.5〜1ヶ月分
- 火災保険料:約2万円
- 保証会社:家賃0.5〜1ヶ月分
- 鍵交換費用:1〜2万円
- 家具・家電:約20〜30万円
- 引越し代:全国平均で約3〜4万円
同棲後の毎月の生活費
同棲を開始した後の毎月の生活費も重要な考慮点です。2021年の総務省統計局による全国の家計調査では、二人暮らしの生活費は平均約22.5万円(住居費を除く)でした。東京23区の場合、家賃12万円を加えると、毎月の合計生活費は約34.5万円になります。
同棲する家を探す際のポイント
同棲用の家を探す際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
家賃
同棲後に結婚を視野に入れている場合は、家賃をできるだけ抑えることが望ましいです。東京では平均13万円程度、それ以外の地域では5万円〜7万円程度が目安です。
エリアや立地
- 家賃相場が予算内であること。
- 治安が良く、子育てに適した地域を選ぶ。
- 両者の通勤に便利な場所。
- 買い物など日常生活に必要な施設が近くにあること。
間取り
同棲カップルに人気の間取りは2LDKですが、1LDK、2DK、3DKも選択肢に入れてみてください。
決定プロセス
物件選びは、どちらか一方だけに任せるのではなく、共同で行うことが重要です。互いの意見を尊重し、納得のいく選択を心がけましょう。
準備から引越しまでの流れ
同棲を始めるには、いくつかの重要なステップがあります。これらを一つずつ確実にこなしていくことで、スムーズな同棲生活のスタートが可能です。
資金準備と相手の親への挨拶
同棲には初期費用が必要となるので、まずは十分な資金計画を立てましょう。また、パートナーの親への挨拶は、お互いの関係を深め、信頼を築く上で重要なステップです。
家探し・契約
自分たちのライフスタイルや予算に合った家を探し、不動産業者との契約を進めます。家を選ぶ際は、家賃、立地、間取りなどをしっかりと考慮しましょう。
引越し
新しい住まいへの移動計画を立て、引越し業者の手配や荷造りを行います。引越しは両者の新たなスタートとなるので、計画的に進めることが大切です。
住民票の手続き
新しい住所への住民票移動手続きを行います。この手続きは法的要件なので、引越し後速やかに行う必要があります。
少しでも費用を抑えたい場合
同棲の初期費用を抑えたい場合は、シェアハウスの利用が一つの選択肢です。シェアハウスなら、初期費用が低く抑えられる上、家具や家電も共用できるため、新たに購入する必要がありません。例えば、unitoでは、家具家電付きの物件を提供しており、最短1ヶ月からの契約が可能です。これにより、気軽に同棲生活を始められるでしょう。
まとめ
同棲をスタートするにあたっては、多くのことを考慮する必要があります。特に、家探しにおいては、予算やライフスタイルに合った最適な物件を見つけることが重要です。また、どちらか一方が家を探すのではなく、2人で一緒に探すことで、お互いの希望や要望を反映させることができます。納得のいく家を見つけることで、幸せな同棲生活の第一歩を踏み出しましょう。