二拠点生活を成功させるには?絶対に知っておきたい補助金や支援制度を紹介!

「二拠点生活をしてみたいけれど、費用が心配」 そんなお悩みも多いのではないでしょうか。 今回は、二拠点生活に利用できる補助金や支援制度を紹介します。

1.二拠点生活(デュアルライフ)とは?


たとえば、平日は東京のオフィスで仕事をし、週末は千葉県南房総市の家でサーフィンや仲間たちとのバーベキューを楽しむ。
あるいは、夏の間は北海道、冬になったら九州と、季節によって住む場所を変える。
生活の拠点を二つ持つ暮らし方を、「二拠点生活」といいます。

2.二拠点生活が近年注目される背景


リモートワークが浸透し、オフィスにいなくても仕事できる環境が整ってきました。
また、政府が掲げる「働き方改革」により、働く人々がそれぞれの事情に合わせて柔軟な働き方を「選択」できるようになってきています。
地元のつながりを大切にしたい、趣味を満喫したい、子どもを自然の中で育てたいなど、思いは人それぞれ。
その思いを実現できる暮らし方のひとつが、二拠点生活です。

また、人口が減少しつつある中で地域づくりの担い手が不足しています。
国や自治体は、地域に関係する人を増やすため、さまざまな支援制度を用意して都会から人を地域に呼び込もうとしています。
移住相談にのったり、お試し移住のできる物件を用意したりと、二拠点生活の最初の部分を手厚くサポートしてくれるようになり、二拠点生活を始めるハードルが下がっているのです。

3.二拠点生活ってどのくらい費用かかる?


二拠点生活で気になるのは、やはり費用面です。
どこにどれくらい費用がかかるのかを見ていきましょう。

(1)初期費用

①二拠点めの住宅にかかる費用
二拠点生活を始めようとしたとき、おそらく現在住んでいる拠点の他にもう一拠点を追加する、というケースがほとんどでしょう。
二拠点めの住宅を賃貸にするか購入するかで費用は大きく変わってきます。

ここでは賃貸の場合の費用を見積もってみましょう。
初期費用として敷金・礼金・仲介手数料などが必要です。
初期費用の相場は家賃の4〜5ヶ月分。
もし、家賃10万円の住宅を借りるとすれば40〜50万円となります。

②家具や家電の購入費用
二拠点めで使う家具や家電製品などをそろえるのにも費用がかかります。
人それぞれ必要なものは違ってきますし、何にこだわってそろえるかによっても全く費用は変わりますが、少なくとも合計で数十万円くらいになるでしょう。

③物件探しにかかる費用
二拠点生活に入る前に、現地に行って物件を探したり内見したりする必要があります。
この移動費や宿泊費も考えておきましょう。

(2)二拠点生活のランニングコスト

①それぞれの住宅の家賃
二拠点生活ではそれぞれの住宅の家賃を月々支払います。

②水道光熱費
水道・ガス・電気などの基本料金は、二拠点分必要になります。

③日用品費
トイレットペーパーや洗剤などの日用品は、それぞれの拠点で用意することになります。

④交通費
二拠点間の移動のため、交通費がかかります。

⑤車にかかる費用
もし、二拠点めが公共交通機関の少ない地域である場合、地域内の買い物や日常生活用として、自家用車を用意する必要があるかもしれません。
その場合、車の購入やレンタルのための費用、保険や車検、ガソリンなどの費用がかかります。

二拠点生活の費用に関して詳しく書いた記事はこちらです

4.知っておくべき補助金や支援制度の例


二拠点生活にはかなりの費用がかかることがわかりました。
しかし、行政からの補助金や支援が受けられるケースもあります。
二拠点めとして検討している市町村に支援制度があるかどうか、確認しておきましょう。
補助金や支援制度の例を五つ紹介します。

(1)地方創生移住支援金

東京23区から東京以外に移住する人に対して、世帯の場合は100万円以内、単身の場合は60万円以内の支援が受けられます。
移住先で就業または起業、あるいはテレワークで移住前の業務を継続をする人が対象です。
地方創生移住支援事業を実施している都道府県・市町村はこちらで確認できます。

(2)フラット35地方移住支援型

二拠点めの住宅を購入する場合、「フラット35」の借入金利が10年間引き下げられる制度です。
地方創生移住支援金の交付とセットであることが条件です。

(3)山梨県移住支援制度

二つめの拠点として、東京からの距離や自然の豊かさなどで注目を集めているのが山梨県です。
東京圏から山梨県内に移住した人には、最大100万円の支援金が交付されます。
さらに、18歳未満の子どもがいる家庭には子ども1人につき30万円の加算があるので、子育て世代には魅力ですね。

(4)取手市テレワーク移住促進事業補助金

取手市でも、山梨県と同様の移住支援があります。
このほか、取手市の特長はテレワークを推進していること。
テレワークのために移住して、住宅を取得した人には50万円、賃貸物件を借りた人には5万円の補助があります。

(5)栃木市

栃木市も地方創生移住支援金の実施自治体です。
そのほか、注目したい支援に以下のものがあります。
結婚新生活支援補助金
栃木市内で新婚生活を始める夫婦に最大30万円の補助金を交付しています。
移住体験施設
栃木市でのお試し移住を体験できる施設があります。
市内中心部にあるカフェ併設型の移住体験宿泊施設「IJUテラス蔵人館」、県庁堀沿いの古風な一軒家の「蔵の街やどかりの家」で栃木市の風土や習慣を体験してみましょう。
空き家バンク
一戸建ての住宅を、貸したい・売りたい人と、借りたい・買いたい人とを繋ぐシステムが空き家バンクです。
栃木市の空き家バンクには、数十軒の登録があります。
これらの空き家を購入してリフォームや解体工事をする場合には、最大50万円の補助金の申請も可能です。

5.二拠点生活をする際に注意すべきこと


・思わぬ費用がかかることがある
補助金や支援制度を利用しても、やはり二拠点生活には費用がかかります。
家のリフォームが必要になった、冬の光熱費がびっくりするほど高かったなど、想定外の費用が発生することも。
事前にしっかり情報収集をしたいですね。

・どんな暮らしをしたいのかをイメージしておく
どこに住むかも大切ですが、どんな暮らしをしたいのかを重視して二拠点めを選ぶのが成功のコツです。
たとえば「古民家でカフェをやりたい」「子どもたちと川遊びをしたい」「自分の作業場を確保して自動車をカスタムしたい」など、やりたいことをしっかりイメージしておくと、周りの協力も得やすくなりそうです。

6.ここだけじゃない!手軽に滞在先を探すなら「unito(ユニット)」



今回は、二拠点生活を始めるときに利用できる、補助金や支援制度を紹介しました。
どうしても二拠点生活には費用がかかってしまうので、制度を賢く利用して二拠点生活を充実したものにしたいですね。

二拠点生活の費用を抑える方法としては、都会の拠点をunito(ユニット)のサービスアパートメントにするのもおすすめです。
unitoは「泊まらない日は家賃がかからない家」。
もう一つの拠点を持って生活する人にとって、メリットがとても多いシステムです。
また、サービスアパートメントとは、ホテルと賃貸物件の中間のような存在。
初期費用は不要で、家具家電が備え付けられているので、暮らし始めるときに多額の費用をかけずに済みます。

たとえば、レトロな雰囲気が人気で、暮らしの利便性も高い神楽坂エリアにあるのが、n’estate 神楽坂



白を基調にした明るく清潔な部屋には、3人が寝られるベッドと、ドラム式洗濯機、SALONIA(サロニア)のドライヤーなどが用意されています。
キッチンにはフライパンや食器、カトラリーもそろっているので、新しく買い揃えなくてもすぐに生活を始められます。

神楽坂駅から徒歩5分という立地で、月額の基本料金は229,000円です。
しかし、unitoの特徴である「泊まらない日は家賃がかからない」システムを利用すると、1泊5,000円の割引となります。
もし、月に15日だけ利用するのであれば、なんと124,000円に!
賢く費用を節約できるので、もう一つの拠点での暮らしを充実させたい人にぴったりですね。

そのほかにも、unitoにはさまざまなサービスアパートメントがあります。
まずは、部屋探しのコンシェルジュに相談してみませんか?

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