二拠点生活って正直どうなの?実際にかかる費用と支援制度を紹介!

都会暮らしと田舎暮らしの両方を楽しめる「二拠点生活(デュアルライフ)」。世の中の価値観が急速に変化する中、「自分らしく生きる」ことが大切にされるようになり、注目を集めています。 しかし、二拠点生活は実際にどうなのでしょうか。今回は、デュアルライフを始めるために必要な費用やおすすめの場所、自治体の移住支援制度などについて紹介します。

二拠点生活(デュアルライフ)とは?

二拠点生活(デュアルライフ)は、文字通り2つの拠点を持って生活することを指します。都会と田舎の両方に拠点があり、両者の良いところを楽しむ生活スタイルが一般的です。
これまでは富裕層やリタイア後の高齢者層など、余裕のある人にしかできないイメージが大きかった「デュアルライフ」ですが、昨今では20代・30代のビジネスパーソンも気軽に始められるようになっています。その背景には社会の変化が大きく関わっており、どの年代でも生き方の選択肢のひとつとなったのです。

二拠点生活が近年注目される理由

近年、二拠点生活(デュアルライフ)が注目されている理由は何なのでしょうか。

➀世の中の価値観が変化した

これまでの世の中は、満員電車に長時間揺られ、毎日遅くまで仕事をして、というものでした。自分がやりたいことができる会社は都心にあるけれど都心は家賃が高く、住む場所は遠方になってしまうというのは当然のこと。毎日を仕事のために生きてきたという人も多いでしょう。そんな中、「ワーク・ライフ・バランス」を重視する生き方が生まれ、仕事以外の自分の生活、自分の人生も充実させていきたいと思う人が増えたのです。
「二拠点生活(デュアルライフ)」は、自分の住みたい場所、生活する拠点を複数持てるということで、世の中の価値観の変化にぴったりの生き方と言えるでしょう。
また、二拠点生活ではなくいつかは本格的に移住したいと思う人も増えています。しかし、なかなかすぐに完全に移住するのは難しいですよね。そんな人にも二拠点生活は注目されています。二拠点生活なら、都会の今の生活をやめるわけではないので、気軽に始めることができるのです。田舎暮らしは憧れではあるけれど、実際に住んでみるとイメージが違うもの。自分が田舎暮らしに向いているのかお試し的に住むことができますし、さまざまな拠点に住んでみることにより、将来本格的に移住する際の場所選びの参考にもなります。

②働き方の選択肢が増えた

前述の世の中の価値観の変化とも連動するのですが、近年働き方改革が進み、働き方も多様化しました。リモートワークや在宅勤務が広がりつつあったところにコロナ禍になり、その勢いが加速したのです。会社に通勤する必要がなければ、通勤ありきで住んでいた場所にこだわる必要はなくなりますよね。どこでも仕事ができるので、どこでも住めるというわけです。また、会社員としてではなく、フリーランスとして働く人が増えたのも二拠点生活が注目されるようになった理由のひとつでしょう。自分で働き方や仕事のペースを調整できるフリーランスは、二拠点生活を実現しやすい働き方だと言えます。

二拠点生活を行うのに向いている人

自分らしい生活ができて理想的とされる二拠点生活(デュアルライフ)。気軽にスタートできるけれど、生活スタイルを変えるというのは誰しもができることではないですよね。では、どのような人が二拠点生活に向いているのでしょうか。

➀自分のペースで働ける人

二拠点生活(デュアルライフ)は2つの拠点を行き来する生活なので、言い換えれば常に1つの拠点にいなくても問題ない、ということになります。会社員の方などで、毎日会社まで通勤しなくてはならない人は少々厳しいでしょう。リモートワークができる、働き方を選択できる等であれば二拠点生活は可能です。

②都会での生活に疲れた人

都会の生活は便利で楽しいものではありますが、目まぐるしく進む日々に疲れてしまうこともありますよね。「もう少しのんびり過ごしたい」「オンとオフの切り替えができる場所がほしい」と思う人には、都会暮らしと田舎暮らしの両方の良いところを取り入れられる二拠点生活が向いています。

③移住に向けた準備を進めたい人

仕事や家族の都合などで今すぐには田舎に完全に移住することはできないけれど、いつかは…と思っている人にも二拠点生活は向いています。移住先の候補地探しや、移住した場合の生活のイメージを持ちやすくなるためです。

二拠点生活にかかる費用の相場は?

二拠点生活をスタートさせるためには、拠点をもう1つ用意しなければならないので、費用がかかってしまいます。では、どの程度用意しておけば良いのでしょうか。目安を紹介します。

■家賃:5万円台~7万円台
(家賃は住むエリアや家の広さなどによって変動します。地方で生活する場合はこの程度を目安にすると良いでしょう)

■敷金:家賃の1か月分程度

■礼金:家賃の1か月分程度

■火災保険料:1万5千円前後

■家具・家電購入費:15万円~20万円

■鍵交換費用:1万5千円程度

■計:30万円程度~

二拠点生活を始めるにあたり、ひとり暮らしで賃貸物件を借りて拠点をもう1つ用意するには最低でも30万円程度かかります。
さらに不動産会社によっては仲介手数料が別途かかったり、2つの拠点間を移動する交通費や日用品などの日々の生活費も必要になったりするので、実際にはもっと費用が必要です。

〈参考〉
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_money/chintai_shokihiyou/
https://www.homes.co.jp/cont/living/living_00634/

二拠点生活のおすすめ物件・地域を紹介

二拠点生活に向いている人や初期費用について説明してきましたが、具体的にはどの地域を拠点とするのが良いのでしょうか。おすすめの地域と物件を紹介します。

➀群馬県 北軽井沢エリア

北軽井沢の嬬恋村までは東京から車で2時間程度で行けます。高原野菜が有名な場所で農業をしたい人にはぴったりな場所。温泉も近いので手軽にリフレッシュができます。
→北軽井沢エリアのおすすめの物件はこちら
https://unito.life/listing/2293?length_of_stay=30&areas[]=45&&

〈参考〉
https://www.tsumagoi-kankou.jp/access

②神奈川県 葉山エリア

葉山までは都心から電車でなんと1時間程度で行けます。何と言ってもこのアクセスの良さが魅力。海と山に隣接しているので、都会から近い場所での田舎暮らしが可能になります。
海を見ながら生活したい人やサーフィンが趣味の人におすすめです。
→葉山エリアのおすすめの物件はこちら
https://unito.life/listing/1682?length_of_stay=25&areas[]=48&&

〈参考〉
https://www.meiji-jisho.com/column/parenting/712/

③新潟市

東京から新潟までは新幹線で2時間程度で行ける距離です。交通の便が良いけれど家賃は安く、身近に自然があふれた場所なので、田舎過ぎず、二拠点生活初心者の人にぴったりでしょう。
→新潟エリアのおすすめの物件はこちら
https://unito.life/listing/2219

〈参考〉
https://iju.niigata.jp/about/

絶対に知っておきたい自治体の移住支援制度

二拠点生活(デュアルライフ)を始めるにあたり、ハードルになるのはお金の問題です。できるだけ費用は抑えたいですよね。そんな時に活用したいのが各自治体の移住支援制度。地方の自治体では人口減や高齢化などの問題があり、移住者を積極的に誘致しています。そのためにさまざまな支援制度を用意しているので、候補となる拠点を見つけたらまずは移住支援制度を調べてみましょう。ここでは、前述のおすすめエリアの支援制度を紹介します。

➀群馬県 北軽井沢エリア

例えば嬬恋村では「移住移住希望者滞在費補助金」があり、1泊あたり4,000円を上限として宿泊費が補助されます。まずはお試しで気軽に泊まれるというのはうれしいですね。また、住宅改修費用や薪ストーブの購入補助金もあります。起業支援の制度もあるので、北軽井沢で新たなビジネスを始めたい人にもおすすめです。
〈参考〉
https://www.tsumagoi-style.com/information/support/

②神奈川県 葉山エリア

葉山では子育てに関する手厚い補助があります。子どもの医療費の助成制度などもしっかりとあるので、子どもがいる家庭はより住みやすい場所でしょう。
〈参考〉
https://www.meiji-jisho.com/column/parenting/712/

③新潟市

首都圏から新潟市へ移住した場合、最大100万円の補助が出ます。起業やテレワークといった働き方をする場合でも補助金の対象となるのが、二拠点生活をする人にもうれしいポイントです。
〈参考〉
https://iju.niigata.jp/ijushienkin/

ここだけじゃない!手軽に滞在先を探すなら「unito(ユニット)」


自分らしい生活ができ、魅力的な二拠点生活。自治体ではさまざまな支援制度もあり始めるハードルは下がりつつありますが、とはいえ2つの拠点を持つというのは大変なことですよね。
そんな時は、サービスアパートメントを活用するのはいかがでしょうか。
サービスアパートメントとは備え付けの家具や家電、キッチンなどがあり、部屋の清掃サービスなどがある物件のことを指します。
ホテルやサービスアパートメントなどのサブスク住居「unito(ユニット)」なら都心を中心に約640件の物件がそろっているので自分の生活スタイルに合った物件がきっと見つかりますよ。

「unito(ユニット)」は月5日~利用でき、お部屋に滞在していない日は返金されるので余計な費用がかからないのもポイントです。

→「unito(ユニット)」について、詳しくはこちら!
https://unito.life/

まとめ

今ますます注目されている「二拠点生活(デュアルライフ)」。都会暮らしと田舎暮らしの良いところを両方楽しめ、自分らしい生き方をしたい人におすすめの生活スタイルです。地方の自治体ではさまざまな移住支援制度などを充実させているので、二拠点生活は始めやすいものとなりましたが、それでも拠点を2つ持つというのは大変なこと。
unitoなら、家具や家電もついて住んだ日数分だけ(月5日~)の支払いでOKなので、デュアルライフの初期費用がかなり抑えられます。都心や2つ目の拠点をunitoにすると、憧れの二拠点生活が一気に現実的になりますよ。



line相談中
lineアイコン

部屋探しから退去まで、LINEで丁寧にサポート

コンシェルジュが条件を伺い、最適なお部屋を提案させていただきます。また、契約後、ご滞在中、そしてご退去までお困りのことがあればコンシェルジュがLINEで丁寧にサポート。お気軽にご相談ください!