ふと顔を上げると時計の針は19時を指していた。パソコンと睨めっこをしていたら1日が終わってしまったことにため息が出る。
私は雑誌やサイトに記載される記事を執筆する、Webライターだ。
今まで住み慣れた東京の実家で原稿と向き合ってきたが、自宅で過ごす時間が増えたことで、いつの間にかスランプ状態に陥ってしまった。
最近は旅もお出かけもしづらく、毎日同じことの繰り返しをしていると新しい発想も湧いてこない。
「新しい風、吹かないかな。」
そう思っていたときに見つけたのが、住んだ分だけの家賃で暮らせる部屋「unito」。
時々住む部屋を変えてみる。そんなことができたら、日常に新鮮さを取り戻せそうな気がした。
海の街 葉山
「ガラッと雰囲気が変わるお部屋を…!」
そんな抽象的な希望に、unitoのコンシェルジュさんがおすすめしてくれたのは葉山にあるunito。葉山は都心から車で約1時間ほど離れたところにある、神奈川のリゾート地だ。いざ住むとなると敷居が高く感じていた私だが、「住んだ分だけ」と考えればそのハードルはググッと低くなる。
絶景の景色が一望でき、ゆったりとした時間が流れる落ち着いた街の雰囲気に一目惚れした。
広々とした海の見える一軒家
葉山のunitoは一軒家。
お部屋の中でも悠悠自適な暮らしを送ることができる。
一人では少々持て余すので、利用する時は友人や仕事仲間を呼ぶようにしている。
開放感溢れるリビング
大きなソファーが目を引く、リビングルーム。
天気が良い日は電気をつけずとも、暖かな光がお部屋を照らしてくれる。
ビルの間で白熱灯を灯していた、実家の部屋とは打って変わった、穏やかな空間だ。
海が見えるお部屋
絶景を独り占めできる、お気に入りのお部屋。
なにか書く時は、ここを選ぶことが多い。
穏やかに広がる海を見ていると、「本当はどちらでもいいんじゃないか。」と思う。
どの言葉を使おうが、誰の文章と似てようが、タイトルの引きの良し悪しも、本当はどちらでもよくって、そんな自由の上で、自分が良いと思うものを求めて書いている。そんな、幸せなことを仕事にしているんだなぁと、ふと、考える。
目の前の原稿から思考は、ぴょこぴょこと、自由に飛び跳ねていくが、それもまた、この部屋で過ごす意義の一つだと思っている。
子ども部屋・ゲストルームも完備
大人も子どもも、たくさん呼べるのも嬉しいポイント。
私は一人で借りているが、仕事仲間や友達と借りるのも良さそう。
※利用可能日・利用条件がございます為、利用をご希望の方は申込時にご相談ください。
料理がはかどる 広いキッチン
実家では、全く料理をしない私も、ここにくると、意気揚々と腕まくりをして、料理をする。
ナチュラルで落ち着いた雰囲気のお部屋
お部屋は全4部屋。日によって、利用するお部屋が異なり、いい気分転換になる。
家具・家電つき、水光熱費込み
家具・家電つきで、水道などのインフラ周りの契約も不要なので、さくっと住み始めることができるのも嬉しいポイント。「海の見える家で暮らしたい」は、意外と簡単に始められた。
葉山の絶景を満喫
気分転換に訪れるのは屋上。
葉山の街と綺麗な海が一望できるこの場所は、日々の疲れを癒し思考をクリアにする。
肌寒い日はテラスでファイヤーピッドを囲み、友人や仕事仲間とゆっくり話す。
海辺の街 葉山を巡る
一色海岸 | 葉山のunitoから車で8分
美しい海岸。波音を聞きながらぼーっとする、贅沢なひとときを。
神奈川県立近代美術館葉山 | 葉山のunitoから車で8分
変化し続ける近代美術を展示。新しいアイデアが思いつくかもしれません。
三角屋根 パンとコーヒー | 葉山のunitoから車で10分
フルーツサンドが絶品のベーカリーカフェ。天気が良い日には海岸沿いでピクニックをしながら頂いても良いですね◎
住んだ分だけの家賃で暮らせる部屋「unito」
変わらない日々のなかで、淀んでいた日常を変えるために始めた、葉山での暮らし。
部屋が増え、窓が増えた分、新しい風は、当たり前のように吹き抜けていく。
ただ、実際に住んでみると。新鮮さだけが、unitoの魅力ではないことにも気づく。
海が見えるホテルではなく、海が見える自分の部屋だからこそ、またそこから枝分かれをしていく「私の拠点」になっている。
思考も、人も、言葉も、そこから広がり、またそこに集約される。
新しい風は、私の新しい人生を始めてくれたんだと思う。