二拠点生活って何?田舎と都心を行き来するニューライフの魅力

二拠点生活(デュアルライフ)とは、田舎と都心を行き来して生活をする、新しいライフスタイルのことです。 二拠点生活は田舎の自然と、都心の利便性の両方を感じながら暮らせます。 しかし注意するべきポイントや、どのぐらい費用がかかるのかを把握しておかないと、ストレスを感じる二拠点生活になってしまいます。 本記事では二拠点生活のニューライフの魅力と、先に知っておきたいポイントを解説していきます!

二拠点生活(デュアルライフ)とは?

二拠点生活とは、2つの拠点で暮らすライフスタイルのことです。
別名、デュアルライフ。

1つの拠点は東京などの都会に、もう1つの拠点は和歌山県などの地方に。
この2つの住まいを往復する生活のことを、二拠点生活と呼ばれています。

二拠点生活は、都会で仕事をして地方でのんびり田舎ライフを楽しむ、自由度の高い暮らしを叶えられるのです。

二拠点生活が注目されてきた理由

なぜ二拠点生活が注目されているのでしょうか?
理由は2つあります。

  • ワークライフの変化
  • 国が「二拠点居住」を推している


ワークライフの変化

ここ数年、新型コロナによって私たちの、ライフスタイルとワークライフが変化しました。
今まで職場まで通勤していたのが、在宅勤務・テレワークをするようになった会社は多いです。

また、フリーランスという働き方も増えています。
今では場所にとらわれず、パソコン1台で仕事をするのは珍しいことではありません。
そのため、職場に行かずに家で仕事ができるようになったので「ワーケーション(休暇を取りながら仕事をする)」をする人もいます。

1カ所にとどまる価値観が改められ、好きな場所で仕事や生活をするライフスタイルに、注目している人が増えています。

国が「二拠点居住」を推している

そして国も二拠点生活を推奨しています。
国土交通省によると、2021年3月に「全国二地域居住等促進協議会」が設立されました。
それにともない、全国の自治体や住宅・不動産に関する団体が、移住支援制度を取り組んでいます。

二拠点生活はリタイア層や富裕層が休暇に楽しむイメージが強いです。
ですが、移住支援制度の取り組みが増えて、近年では二拠点生活のハードルが下がっています。
より自由で理想の暮らしを求める20代から30代が、二拠点生活に注目しているのです。

実際に二拠点生活をするメリット

実際に二拠点生活をするメリットは、4つあります。

  • 都会と田舎の暮らしを楽しめる
  • ビジネスを広げられる
  • アウトドアの趣味を楽しめる
  • 避難所として活用できる


二拠点生活のメリットを知り、自分にも合うのかどうか確かめてみましょう。

都会と田舎の暮らしを楽しめる

二拠点生活をするメリットは、都会と田舎の暮らしを楽しめることです。
都会は商業施設や娯楽スポットが豊富で、常に新商品に触れられます。

都会に対して田舎では、海や山など自然スポットが豊富で、新鮮な野菜や魚をリーズナブルに手に入れられます。
二拠点生活は都会と田舎、両方のいいところを得られるのです。

ビジネスを広げられる

二拠点生活をしたら、ビジネスを広げられる可能性がアップする、メリットがあります。
サブ拠点で新たな人脈を広げたり、地域の行事に参加して視野を広げたりできます。

ブログやSNSで地方の暮らしを発信すると、収益につながる可能性もありますよね。
また、シェアハウスをサブ拠点で利用すると、同じ境遇の仲間と出会えます。
仲間と仕事の情報交換でき、新しいプロジェクトのヒントになる可能性も。

新しい環境に身を置くことで、新らたな視点と人脈が広がり、ビジネスのチャンスにつながります。

アウトドアの趣味を楽しめる

二拠点生活をするメリットは、アウトドアの趣味を全力で楽しめることです。
サブ拠点に、地方の自然豊かな地域を選ぶと、趣味のアウトドアが手軽に満喫できます。

山が近ければ園芸、キャンプや登山。
海から近ければ、釣りやサーフィン。

アウトドアの趣味を持っている方にも、二拠点生活に大きなメリットが得られます。
自身の楽しみたい趣味に合わせて、地域を選べるのも二拠点生活の魅力ですね。

避難所として活用できる

二拠点生活をすると、いざというときの避難所として活用できるのもメリットの1つです。
暮らしの拠点が2つあると、万が一メイン拠点に災害が起こったとき、サブ拠点を避難所として活用できます。

メイン拠点が落ち着くまで、サブ拠点でそのまま生活もできます。
避難先があることで、安心感にも繋がりますよね。
サブ拠点を避難所として考えるなら、物件探しの際にハザードマップもチェックしましょう。

二拠点生活をする際に注意しなければならないポイント

二拠点生活で注意するべきポイントは3つあります。

  • コストが高くなる
  • 利便性は期待できない
  • 住民票は1カ所しか置けない


「思っていたのと違った…」とならないためにも、二拠点生活で注意するポイントを知っておきましょう。

コストが高くなる

二拠点生活をすると暮らしの拠点が2つになるので、どうしても出費が増えます。
家賃や水道光熱費も、2件分を支払うのです。

新しい拠点の家具・家電などの、初期費用も必要なので、ある程度の貯蓄は必要になります。
必要な出費が多いので、経済的な負担が多くなりますよね。
しかし、生活に必要な家具家電が備え付けられている、アパートメントを利用すると初期費用の節約につながります。

そして、地域によっては移住支援制度が行われています。
気になる地域の移住支援制度を確認して、活用していきましょう。
経済的な負担を減らす工夫をすると、ストレスなく二拠点生活を楽しめます。

利便性は期待できない

二拠点生活でサブ拠点を田舎にした場合、利便性は期待できません。
都会は移動手段に困らず、商業施設も豊富なので、幅広いライフスタイルに合った生活を送れます。

都会に対して田舎は、交通手段が限られているので、買い物をするのにも商業施設が遠ければ一苦労です。
しかし車を持っている方なら移動手段は困りません。
スーパーなどのお店は早めに閉まる可能性があるので、あらかじめ営業時間をチェックしておきましょう。

住民票は1カ所しか置けない

二拠点生活をしていても、住民票は1つの地域にしか置けません。
住民票をおいている地域では、受けられる公的サービスが広がります。
例えば、医療施設や福祉、図書館などです。

しかし住民票を置いていない地域では、一部のサービスを受けられない可能性があるので注意しましょう。
その分、移住支援制度があるので、利用できる場合はしっかり活用していきたいですね。

二拠点生活の費用ってどのくらいかかる?

二拠点生活の費用がかかるのが、デメリットということが分かりました。
では、どの項目にどれほどの費用がかかるのか見ていきましょう。

東京都と千葉県で二拠点生活

初期費用はどのぐらい?

二拠点生活の初期費用はどのくらいかかるのでしょうか。
メイン拠点を東京、サブ拠点を千葉にすると仮説して、表にしてみました。

▼初期費用(例:家賃は¥80,000)
敷金・礼金:¥160,000
仲介手数料(不動産会社経由で借りた場合):¥80,000
火災保険:¥15,000
家具:¥51,000~¥142,000
家電:¥106,000~¥185,000

合計 ¥412,000~¥582,000


千葉県で賃貸を借りる初期費用は、約41万2,000円から58万2,000円必要という結果になりました。
敷金礼金と家具・家電が大きな出費になります。

上記の結果から見ると、敷金礼金なしの物件があれば経済的負担を減らせますよね。
さらに家具家電つきなら、初期費用が大幅に節約できます。
火災保険の加入は物件によりますが、入会しておくと万が一のときに安心です。

ランニングコストはどのぐらい?

二拠点生活をしていくうえで、ランニングコストはどのぐらい必要なのでしょうか。
こちらも、メイン拠点を東京、サブ拠点を千葉で計算しました。

▼ランニングコスト/月
家賃(1拠点の家賃が80,000円とする):¥160,000
水道光熱費:¥12,400
電気代:¥6,400
ガス代:¥3,400
交通費(電車往復¥1,300で月に4回とする):¥5,200
日用品:¥6,900

合計 ¥194,300


二拠点生活で必要な1ヵ月のランニングコストは、約19万4,300円という結果になりました。
上記の結果を見ると、ランニングコストは家賃が大きな出費となりました。

家賃の値段を下げると、二拠点生活の費用を節約できますね。
水道光熱費、電気代、ガス代は物件によって料金形態が異なるので、参考までに。

交通費の計算は東京駅から千葉駅までの料金を計算しました。
車をお持ちの方は、交通費がガソリン代に変わります。

参照:国土交通省「令和3年度 住宅市場動向調査 報告書」
統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)

ここだけじゃない!手軽に滞在先を探すなら「unito(ユニット)」


様々なメリットと魅力がある二拠点生活(デュアルライフ)。
とはいえ、二拠点の管理をするのは大変ですよね。
そんな時はサービスアパートメントを利用するのはいかがでしょうか?

サービスアパートメントなら初期費用が大幅カット

サービスアパートメントとは、家具家電つきの短期契約型アパートのことです。
お部屋を1ヵ月単位から契約でき、初期費用の敷金礼金が必要ありません。

初期費用の大きな出費部分である敷金礼金と、家具家電の購入費がカットできます。
最初の出費を抑えたい方にも、おすすめなサービスアパートメントです。

サービスアパートメントを探すなら「unito(ユニット)

サービスアパートメントの物件を探すなら「unito(ユニット)」が便利です。
unitoには都心を中心に、地方にも物件が掲載されています。

unitoの特徴は以下の通りです

  • 「リレント機能」で宿泊した分だけの支払い
  • 他の拠点へ行く前後は清掃を行ってくれる
  • 敷金礼金なし
  • 水道光熱費込みの基本料金
  • 家具・家電つき
  • 駅からのアクセス良好


初期費用もランニングコストも抑えられる、unitoのお部屋。
費用を抑えて二拠点生活をしたい方にも、魅力的な条件がそろっています。
二拠点生活を考えている方は、ぜひ「unito」の利用を検討してみてくださいね。

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参考にしたページ
デュアルライフってお金かかる?費用や支援制度を解説 (unito.life)
デュアルライフを解説!おすすめの物件サイトは? (unito.life)
二地域居住への取り組みが加速。都会と地方のデュアルライフは広がるか | 住まいの情報館 (jutakujohokan.co.jp)
二拠点生活で豊かな生活|メリットやデメリット | かしの木建設株式会社 (k-kasinoki.co.jp)
賃貸契約に必要な初期費用の相場はどのくらい? 安くする方法は? 分割はできる? | 住まいのお役立ち記事 (suumo.jp)

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