デュアルライフって?
デュアルライフとは「二元的(デュアル)」に「生活(ライフ)」の拠点を持つという意味で、「二拠点生活」のこと。一般的には都会と田舎の両方に拠点があり、両方を行き来しながら生活することを指します。
拠点が2つあるということは、その分かかる費用も多くなり、富裕層やリタイア層などお金に余裕のある人しかできないライフスタイルだと思われがちですが、最近では20代や30代の若年層のビジネスパーソンもデュアルライフをスタートさせています。
なぜ幅広い層でデュアルライフが可能になったかというと、住み方や移動手段の選択肢が大きく広がったことなどが主な理由です。
便利な都会での暮らしと自然豊かな田舎での暮らしの両方を楽しめるデュアルライフは、オンオフの切り替えができてリフレッシュ効果もあり、気持ちに余裕を持てるのもメリット。
最近は、デュアルライフを後押しするサービスなどがたくさん揃っているので、一歩踏み出せば、そこには新しい生活が待っています。
おすすめの場所は?選ぶ際のポイント
デュアルライフを始めるにあたり最も重要なのは「2つ目の拠点をどこにするのか?」ということです。拠点の選び方のポイントを紹介します。
今の拠点からアクセスの良い場所
せっかくデュアルライフを送るのだから、遠くても自分が気に入った場所で過ごしたい、と考えるかもしれませんが、アクセスの良さは重要です。デュアルライフは旅ではなく生活もする場所。今過ごしている拠点からあまり遠い場所だと、交通費や時間がかかるので、予算オーバーになったり、そもそも行くのが億劫になってしまったり、といったことになりかねません。快適なデュアルライフを送るためには、本拠点から2時間以内で行ける場所にしておくと無理がないでしょう。
目的をしっかり持つ
デュアルライフは一般的には都会と田舎を行き来する暮らしのことを指しますが、ひとことで「田舎」と言っても、山や川や海、ある程度は買い物や飲食ができる街などさまざまな種類があります。
例えばアウトドアがしたい、畑を作って自給自足をしたい、海の近くに住みたい、飲食店がある場所がいい、など理由によって住む場所は全く変わってきますよね。
自分がデュアルライフを始める理由は何かということを明確にしておくと、場所選びに迷うことはないでしょう。
家賃が安い地域を選ぶ
デュアルライフを続ける中で費用はやはりネックになります。田舎といえども費用はそれなりにかかってしまうので、家賃はなるべく安い場所を選ぶなど、コストは抑えておくようにしましょう。二拠点生活では本拠点で過ごす時間も短くなるので、本拠点の家賃などの見直しを行ってもいいかもしれません。
行政の移住支援制度を利用する
過疎化や高齢化に悩む自治体の中には、積極的に移住者を誘致しているところが数多くあります。移住する方を支援するための制度もたくさんあり、家賃補助や住宅のリフォーム代、支度金などが支給されることもあるので、自治体の情報を調べてみることもポイントです。
移住に関する相談窓口やお試し移住、実際に移住した方との交流会なども行っているので、参加することでよりイメージがわきやすくなるでしょう。
おすすめの場所10選
デュアルライフの拠点を選ぶのにはポイントがありますが、それを踏まえ、具体的にどのような場所がよいのでしょうか。
おすすめの場所を10カ所紹介します。
①山梨県甲府市
新宿駅から特急で90分程度というアクセスの良さが魅力の山梨県甲府市。賃貸物件の家賃が安く、市街地から農村地までさまざまなエリアの物件があるので自分の理想の暮らしに合わせて選べます。
〈参考〉
https://fukuju-style.jp/1880#index_id24
https://kofu-iju.com/living
②東京都 奥多摩・八王子エリア
東京に住んでいる方は、全く違う都道府県でデュアルライフを送りたいと考えるかもしれませんが、奥多摩・八王子エリアは意外と人気です。本拠点に近いけれど自然も楽しめる場所で、交通費があまりかからないのもメリット。デュアルライフのお試しとしてもおすすめ。
〈参考〉
https://suumo.jp/journal/2021/03/31/179169/
③長野県佐久市
長野県佐久市には「リモートワーク支度金」「新幹線乗車券等購入費支援金」などの制度があり、デュアルライフを始める方を支援しています。市内のシェアオフィス利用料金の補助も出るので、リモートワークをされる方にもおすすめです。
東京駅から新幹線で70分程度という距離も、都会と行き来するにはちょうど良いでしょう。
〈参考〉
https://life.saisoncard.co.jp/health/second-life/post/c573/#%EF%BC%95%EF%BC%8E%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%87%AA%E6%B2%BB%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E7%AD%96
https://www.city.saku.nagano.jp/shisei/profile/shokai/access.html
④神奈川県 湘南エリア
東京都心から1時間程度で行ける湘南エリアは、都内に通勤しながらデュアルライフを送りたい方にもおすすめです。海を眺められる環境とおしゃれな飲食店なども多いエリア。都会派だけどゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりです。
〈参考〉
https://www.chintai.net/news/2019/04/10/58270/
〈近の物件〉
https://unito.life/listing/2092
https://unito.life/listing/2093
⑤千葉県南房総市
東京から車で1時間半程度の距離にある千葉県南房総市。気軽に行ける距離ですが、里山と海があり、豊かな自然を存分に満喫できるエリアです。移住者も多いので、同じ立場の人が多いというのも安心感があります。
〈参考〉
https://fukuju-style.jp/1880#index_id24
⑥石川県小松市
石川県小松市には「こまつデュアルライフ支援制度」という制度があり、小松市でデュアルライフを始める方に対し家賃を一部補助しています。
〈参考〉
https://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/2/detail/42924
⑦栃木県栃木市
栃木県栃木市は空き家を活用して移住者を増やす取り組みをしていて、空き家バンクを利用すれば、リフォームの補助などが受けられます。
〈参考〉
https://life.saisoncard.co.jp/health/second-life/post/c573/
⑧群馬県みなかみ町
水上温泉のある群馬県みなかみ町。豊かな自然があり、アウトドアと温泉を楽しめるという素晴らしい環境です。住民票を移す必要はありますが、新幹線通勤費を補助する制度などもあります。
〈参考〉
https://dime.jp/genre/1170777/
⑨埼玉県秩父市
デュアルライフに興味はあるけれど、続けられるか心配で決断できない、という方におすすめなのが埼玉県秩父市です。秩父市では「お試し居住住宅」を用意していて、利用料無料で3~7日間のお試し居住ができます。
〈参考〉
https://www.chichibu-iju.com/otameshi.html
⑩京都府京都市
観光地として大人気の京都ですが、デュアルライフなら「住む」という選択肢もあります。東京から新幹線で2時間程度なので、移動時間は意外と短め。もちろん費用はかなりかかってしまうので、家賃などで調整すればデュアルライフが可能になるかもしれません。
〈参考〉
https://cocoronosousei.com/appeal/live/
〈近くのunitoの物件〉
https://unito.life/listing/1996
https://unito.life/listing/740
https://unito.life/listing/1810
デュアルライフを始める時の注意点
都会と田舎、それぞれのいいところを満喫できるデュアルライフですが、下記のような注意点があります。
家賃や家電などすべてが2つ必要
デュアルライフは2つの拠点で生活をするので、家賃や家電、家具など暮らしに必要なものが2つずつ必要になります。生活にかかるコストが単純に考えると倍になってしまうので、負担が大きいのがデメリットです。
移動に費用と時間がかかる
2つの拠点を行き来するのは当然ながら費用と時間がかかります。交通費があまりかからない地域を拠点に選んだとしても、回数が重なると大きな額になるので、この費用も意識しておきましょう。
田舎暮らしでは車が不可欠な場所もあるので、車の維持費なども考えておかねばなりません。
都心の拠点を探すなら「unito(ユニット)」
デュアルライフの拠点としておすすめの場所を紹介しましたが、2カ所の拠点の管理をするというのは、お金の面でも手間の面でも大変ですよね。そんな時はサービスアパートメントを利用するのはいかがでしょうか。
サービスアパートメントとは、家具や家電、キッチンなどが備え付けられていて部屋の清掃サービスなどがある物件のこと。
サブスク住居「unito(ユニット)」なら、都内を中心にサービスアパートメントやホテルなど約640件の物件がそろっているので、希望に合った物件がきっと見つかります。
月5日から利用可能、お部屋に滞在していない日は返金されるので、自分の暮らしを自在にデザインできますよ。
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https://unito.life/
まとめ
都会暮らしと田舎暮らしの両方を満喫できるデュアルライフ。環境を変えることで気持ちもリフレッシュし、より日々を謳歌できる暮らし方だと言えるでしょう。
しかし、ネックになるのは費用。拠点が2つあればかかる費用も倍になってしまうので、デュアルライフを長く続けるには負担がかかってしまいます。
unitoなら、家具や家電も備え付けで、月5日から、住んだ日数分だけの支払いでOKなので、デュアルワークにぴったり。都心での暮らしをunitoにチェンジすれば、デュアルライフの実現がグッと近づきますよ。