【セカンドハウス】田舎と都会の二拠点暮らし その魅力を紹介

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働き方が多様化し、セカンドハウスを所有して田舎と都会の二拠点生活を送る方が増加しています。都会にいるだけでは味わえない楽しみを感じられる点が人気です。 この記事では、セカンドハウスの魅力、別荘との違い、田舎を二拠点目にするメリット、注意点、税制優遇などをくわしく解説します。

セカンドハウスとは?

セカンドハウスは「第2の家」です。本拠地とは別の二拠点目を持つことで、生活が便利になったり、時間を有意義に使えるようになったりします。

通勤通学の時間が長い場合、職場に近い場所にセカンドハウスを持つと時間の短縮となります。自然豊かな地域にセカンドハウスを所有すると、週末移住ができてストレス解消、リフレッシュできます。

近年、リモートワークや在宅ワークなど働き方が多様化し、どこでも仕事ができるようになりました。そのため、セカンドハウスを所有する若者も増加しています。

セカンドハウスと別荘との違いとは

セカンドハウスは第2の家ですが、いったい別荘とはどのような違いがあるのでしょう。

セカンドハウス

  • 定期的に居住するための家
  • 最低でも毎月1回以上の使用が必要
  • 税制上の優遇措置がある


別荘

  • 訪問頻度、回数は自由
  • 保養目的のぜいたく品
  • 税制上の優遇はない


セカンドハウスも別荘も第2の家ですが、日常生活に必要かどうかの違いが大きいです。日常生活にないと困り、定期的に訪れるのがセカンドハウス、日常生活になくても困らないぜいたく品が別荘と言えます。

セカンドハウスと認定されると税制上の優遇があるため、毎月1回でも訪れる場合はセカンドハウスの条件を満たすようにすると、お得に二拠点生活を送れます。

田舎にセカンドハウスを保有するメリット

セカンドハウスは通勤を楽にするため都心に持つ場合と、週末移住のために田舎に持つ場合があります。田舎にセカンドハウスを所有するメリットを解説します。

趣味やレジャーを楽しめる

アウトドアや自然の中でのレジャーが趣味の方であれば、都会に住んでいると思う存分に趣味を満喫するのは難しいでしょう。田舎にセカンドハウスを持っていれば、平日は仕事を頑張り、週末はセカンドハウスで趣味を楽しむ二拠点生活を送れます。仕事とのオンオフもつけやすくなり、ストレス解消にも役立ちます。

シニアになってからの本拠地にできる

現状では移住が難しい場合、セカンドハウスとして二拠点生活を送りながら少しずつその土地に慣れることが可能です。

定年後のシニアになってから本格的に田舎に移住すると、ギャップもなく、地域になじむことができるでしょう。地域住民とも少しずつ交流を持てるため、いきなり移住して孤立するリスクも減らせます。

家賃や物価が安い

田舎では、都会に比べて家賃や物価が安いのがメリットです。交通の利便性にもよりますが、都会の1/2〜1/3程度でセカンドハウスを持つことができる場合も。海産物や農作物などが豊富な地域であれば、新鮮な食べ物を安く手に入れられるのも良いところです。

ビジネスチャンスが生まれる可能性

田舎にセカンドハウスを持つと、その土地独自の体験ができたり、地域の方との交流が生まれます。その体験が刺激となり、新たなビジネスプランが浮かぶこともあるでしょう。その土地での仕事に関わることになったり、普段とは違う人脈がビジネスチャンスとなる可能性もあります。

実際の地方自治体の移住支援制度を紹介!

田舎にセカンドハウスを取得するには自治体の移住支援制度を利用するのがおすすめです。実際の移住支援制度をご紹介します。

埼玉県秩父郡皆野町

東京都心から約2時間のアクセスで、二拠点生活にぴったりの埼玉県秩父郡皆野町では、お試し移住ができます。

お試し居住用住宅「来てみ~な」は、移住相談での面談を受けることで、無料で年間20日までお試し移住が可能となっています。移住支援金、就業マッチングサイト、子育て世帯等が住宅取得する際の補助金、空き家バンクなどさまざまな支援を行っています。

みなのまるごと情報発信

茨城県笠間市

東京都心からJRで約2時間の茨城県笠間市では、Wifi完備の住居で年間13泊までお試し移住が可能です。1泊2000円で利用でき、市内の案内もしてくれるため、どのような街なのか知ることができます。

他にも空き家バンク、企業支援金、笠間焼作家を目指す方への育成補助金、就農支援、高校3年生までの医療費助成など、多岐にわたる移住支援を行っています。

笠間市公式サイト

移住支援を行っている自治体はたくさんあり、内容もさまざまですので、興味のあるエリアを調べてみるのがおすすめです。

田舎にセカンドハウスを持つ際の注意点

魅力がたくさんある田舎のセカンドハウスですが、実際に持つ際の注意点を解説します。

冬は不便な可能性がある

自然豊かな田舎では、冬の生活が不便ということも少なくありません。春〜秋までは快適でも、実は豪雪地帯で冬の訪問は難しいとなると、セカンドハウスの維持が困難になります。

一年を通じてセカンドハウスとして利用できるかどうか、事前に確認が必要です。雪が多い地域では、暖房費も月に数万円単位でかかってくるため、その地域での暖房費も調べておきましょう。

車が必須

都会では公共交通機関が発達しているため車は必需品ではありませんが、田舎では交通の便が悪いこともあり、場所によっては車の所有、運転が必須となる場合も。

本数の少ないバスでは時間のロスとなるため、田舎のセカンドハウスで快適に過ごすには、車を持つことは必須条件と考えておいた方が良いでしょう。

交通費がかかる

本拠地から田舎への交通費、田舎暮らしでの車のガソリン代など、田舎でセカンドハウスを持つには交通費がかかります。

住み始めてから、思った以上に交通費がかさむといった事態にならないよう、あらかじめ交通費の予算を立てておきましょう。

人間関係が重要

田舎では特有の人間関係が形成されており、その中になじむ必要があります。これまでとは違った人間関係を楽しむことができる反面、いったん人間関係でトラブルが発生すると孤立する可能性もあります。

人付き合いが苦手な方はストレスを感じることもあるかもしれません。セカンドハウスを所有する前にお試し移住するなど、その土地で過ごして雰囲気を確認すると良いでしょう。

絶対に知っておくべき税の優遇制度

セカンドハウスは認定されると、税制上の優遇措置が受けられます。損をしないために、絶対に知っておくべき税の優遇制度を紹介します。

税制上のセカンドハウスの条件

税制上の優遇を受けるためにはセカンドハウスの条件を満たすことが必要です。優遇措置を受けるための要件は次の通りです。

  • 定期的に毎月1回以上の利用がある
  • 居住用の家屋である
  • 特定の人の利用である


セカンドハウスの条件を満たしても、それだけでは優遇は受けられません。以下のような手続きを行いましょう。

  • セカンドハウス取得後、60日以内に所在地の都道府県税事務所へ申請
  • 毎月1泊以上の滞在を市区町村役場に提出


自治体によって、申請方法、必要書類が異なるため、必ず事前に確認しておきましょう。

固定資産税が減額される

固定資産税は物件を保有しているときに必ずかかる税金ですが、セカンドハウスとして認定されると減額されます。課税標準に対する税率は次のようになります。

  • 面積200m2未満の物件:通常の1/6
  • 面積200m2以上の物件:通常の1/3


都市計画税が減額される

市街化区域に住宅を購入した場合にかかるのが都市計画税ですが、セカンドハウスでは優遇され、減額されます。

  • 面積200m2未満の物件:通常の1/3
  • 面積200m2以上の物件:通常の2/3


都市計画税は最大0.3%ともともと安いのですが、減額措置によりさらに負担が軽減します。

不動産取得税が減額される

物件購入時に「固定資産税評価額×4%」の金額が不動産取得税としてかかりますが、セカンドハウスは減額されます。

  • 建物:(固定資産税評価額ー控除額)×3%
  • 土地:(固定資産税評価額×1/2×3%)ー控除額


これらの税制優遇によってセカンドハウスの維持費が節約できるため、セカンドハウスを取得する場合は必ず事前に条件を確認し、申請を行いましょう。

ここだけじゃない!手軽に滞在先を探すなら「unito(ユニット)


さまざまなメリットがある田舎でのセカンドハウスですが、二拠点を管理するのは大変です。そんな時はサービスアパートメントを利用してはいかがでしょうか。

サービスアパートメントとは敷金礼金がなく、ホテルのような部屋をサービスつきで利用できる物件です。家具家電もついているため、最初にすべてを揃える負担がありません。清掃などのサービスもついていたり、キッチンがついている部屋もあったり、管理が楽でありながら快適な生活を送れます。

unito(ユニット)」には、都心を中心にサービスアパートメントが多数揃っています。田舎にセカンドハウスを持つのであれば、都会の本拠地をサービスアパートメントに変えることで、二拠点を管理する手間や時間が短縮できます。

unitoには、利用しない日は家賃が返金される「リレント機能」がついています。1カ月のうちに10日しか部屋を利用しなかった場合は、10日分の家賃で住むのです。

田舎でのセカンドハウスを検討中の方は、本拠地での家賃と手間の節約のため、一度unitoを覗いてみてはいかがでしょうか。 

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