慣れない蝶ネクタイをつけて、ナイフとフォークを両手にフォアグラをいただく。
今日は、中学時代の同級生の結婚式だ。
しばらく続いていた雨が嘘の様な快晴のなか、彼はほほえみ、涙ぐみ、輝いていた。
最前列中央の円卓に腰掛ける僕にも3年ほど付き合ったパートナーがいる。
同い年の彼女と僕は、今年27歳を迎え、最近はよく同棲について話すようになった
同棲。
漠然といつかはしたいと思っていたが、お金や家事のこと、何を考えても、実家暮らしの幸せなぬるま湯からはなかなか抜ける気になれずにいた。
だけど、僕らはきっともう「大人」になったんだ。
彼の白いタキシードの眩さに、それを思い知らされる。
まずは、同棲をしてみようか。
と、帰りの電車で、調べてみる。
しかし、検索画面に「同棲」と入力すると出てきたのは「同棲 ハードル高い」「同棲 生活費」「同棲 初期費用」…。
思いの外、並ぶネガティブワード。
光を探す様にスクロールをしていくと「半同棲生活」という言葉に出会う。
ページを開いて読んでみると、どうやら、月に半分ほど一緒に暮らし、半分は実家や一人暮らしの家で暮らすといった生活らしい。
彼女に「半同棲生活」を提案すると、やってみよう!とワクワクした様子だ。
住みたい街は会社にアクセスしやすい街で
僕と彼女は、池袋にオフィスがある会社の同期だ。
せっかく実家を出るんだから、会社の近くに住みたい。
「半同棲生活」ができるunitoというサービスは、都内を中心にお部屋が複数あり、ホテルタイプやアパートメントタイプなど様々なタイプからお部屋探しができた。
今回は、できるだけ旅行感より同棲感を感じられる様にと、LINEで相談したunitoのコンシェルジュが提案してくれた、北池袋にあるアパートメントタイプのお部屋に住むことにした。
家具・家電が揃ったお部屋
今回暮らすunitoは、家具家電が備え付けのお部屋。
テレビや洗濯機などの家電はもちろん、調理器具やお皿などもついていて、初日はキャリーケース1つで入居をして、スーパーで買った食材で早速、鍋をつくっていただいた。
テレビとソファー
ソファーに座って、二人でテレビをみると、いかにも同棲らしくてワクワクする。
時間を気にせず、生活を共にする楽しさは、3年付き合っても初めての体験だ。
キッチン
電子レンジ、コンロ、冷蔵庫に加えてフライパンなどのキッチン用品が充実している。
ダブルベッド
ふかふかのダブルベッドは、二人で寝るにも十分な広さだ。
休日は池袋デートへ。
サンシャイン水族館 | 池袋のunitoから徒歩24分
サンシャイン水族館といえば「ペンギン」。池袋のビル群の中を飛んでいるペンギン、草原の中で楽しそうにしているペンギンがみられる。
南池袋公園 | 池袋のunitoから徒歩27分
ちょっと一休みをしに、公園へ。芝生に足を伸ばし、陽の光を浴びながらのんびりと過ごそう。
CHEESE CHEESE & Meat. COMTE | 池袋のunitoから徒歩26分
今日のディナーはイタリアン。様々な種類のチーズ料理が味わえる。
池袋のunitoで暮らす二拠点生活
帰らない日は家賃がかからない家「unito」
月に約2週間、彼女と暮らす半同棲生活。
unitoは、帰らない日は家賃がかからないので、毎月10日ほど、帰らない日があっても無駄がない。
「同棲」というと、結婚の前ステップのようで、正直、僕はプロポーズと同じほどの、ハードルの高さを感じていた。
2年契約の賃貸を借りて、家具・家電を一気に揃える一般的な同棲は、「恋」の持つ可能性に強引に一線を引く。
そんななか見つけたunitoの「半同棲生活」。
1ヶ月から契約できる家具家電つきのお部屋は、さらに使わない日の家賃がかからず、同棲をお試しするのにぴったりのサービスだ。
お互いに無理なく、等身大の覚悟と気持ちで、共に過ごす時間を調整できるこの暮らしは、今の僕らにぴったりの暮らしだと思っている。