セカンドハウスは賃貸と購入どっち?賃貸のメリットを紹介

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リモートワークや在宅ワークなど、多様な働き方が増加している現在、本拠地とは別に2つ目の拠点を持つ二拠点生活が注目されています。二拠点目に必要となるのがセカンドハウスです。 セカンドハウスの目的や別荘との違い、賃貸のメリットや注意点をくわしく解説します。

セカンドハウスとは?

セカンドハウスとは名前の通り、「第2の家」です。自宅とは別に定期的に居住する住居のことを指します。生活拠点として利用する住居のことを指すため、保養目的の別荘とは異なります。

平日仕事のための利便性の良い住まいや、週末田舎暮らしをするための住まいをセカンドハウスと呼び、定期的な生活拠点であることが重要です。「ないと生活が成り立たない」のがセカンドハウスの条件となります。

セカンドハウスとして認められるには、次のどちらかの基準を満たさなければなりません。

  • 自宅から職場までが遠くて、職場の近くにある住居
  • 定期的に(毎週末など)必ず利用する住居


たとえ仕事と関係なくても、その人の生活に欠かせず、定期的に住む物件であれば、セカンドハウスとして認定されます。セカンドハウスとして認定されると、税制上の優遇措置が受けられる可能性も。セカンドハウスを希望される方は必ず条件を満たすようにしたいものです。

それでは、セカンドハウスを持つ目的とはいったい何でしょうか。

セカンドハウスを持つ目的は?

セカンドハウスを持つ目的は次の4つです。

通勤を楽にする

自宅と職場が遠いと通勤時間が長くなり、大きなストレスになります。通勤時間を減らすため、セカンドハウスを持つと毎日の自由時間が格段に増加します。日々の疲れが溜まっている、体力が持たないと感じたら、セカンドハウスの所有を検討しても良いかもしれません。

早朝に出発し、帰宅は夜遅い生活を送る方にとっては、セカンドハウスによって生活の質が大きく向上することでしょう。

週末を楽しむ

都会で仕事をしていると、時間に追われて週末も心からリラックスできない方も多いでしょう。セカンドハウスがあれば、週末は都会を離れてゆっくりリラックスできます。

自分の趣味やレジャーを楽しめる場所にセカンドハウスを持てば、オンオフの切り替えがスムーズになり、ストレス解消に大いに役立ちます。

自然豊かな場所にセカンドハウスを持つことで、ゆっくり自然と触れ合えるのも魅力です。

気軽に旅行気分を味わう

リゾート地が近年値下がりしており、人気のエリアにセカンドハウスを持つことも可能になっています。避暑地にセカンドハウスを持っていたら、気軽に旅行気分を味わえます。

マリンスポーツ、登山、スキー、温泉など自分好みのリゾート地を選べば、定期的に通うのも楽しくなるでしょう。もともと頻繁に訪れるお気に入りの場所であれば、ホテルに泊まるよりも結果的に安上がりになる場合もあるかもしれません。

リタイア後の住まいにする

セカンドハウスと本拠地で二拠点生活をし、リタイア後は本拠地にしたいとセカンドハウスを持つ場合もあります。

仕事のため、完全移住が難しい場合でも、週末移住をしながら地域での交流を持ったり、レジャー、趣味を楽しんだりできます。リタイア後にまったく知らない土地に移住するより、精神的な負担が少ないのもメリットです。

セカンドハウスを持つ目的が多数あることが分かりましたが、セカンドハウスと別荘の違いとは何でしょうか。

別荘との違いは何?

セカンドハウスと別荘との違いは、「生活に不可欠な住居かどうか」です。

  • セカンドハウス:毎月1日以上、日常生活のために使用する住居。週末居住か、平日職場の近くに居住するか、いずれかを目的にする。
  • 別荘:保養目的のぜいたく品。日常生活を送るためではない。


別荘とセカンドハウスは税制上の軽減措置も異なります。別荘は軽減措置の対象になりませんが、セカンドハウスは認定されると、固定資産税、都市計画税、不動産取得税が軽減措置の対象となります。

セカンドハウスの認定を受けるには、居住状況がわかる書類などの提出が求められる場合もあります。お住いの各都道府県税事務所に問い合わせると詳細が分かるため、気になる方は問い合わせてみましょう。

実際にセカンドハウスを持つ際には、賃貸と購入のどちらが良いのでしょうか。希望しているエリアが本当に目的に合っているのか、住み心地は大丈夫か、いきなりセカンドハウスを購入して良いか、不安な方も多いでしょう。

セカンドハウスを持つ場合はまず賃貸がおすすめです。セカンドハウスを賃貸で持つメリットを次項で解説します。

賃貸のメリット

セカンドハウスを賃貸で持つメリットは3つです。

購入よりも初期費用が少ない

セカンドハウスを購入すると、物件取得費用が高額になります。税制面の優遇があっても、住宅ローンを組んだり、頭金を払ったり、金銭面に余裕がないと購入は難しいでしょう。

購入ではなく、セカンドハウスを賃貸にした場合には圧倒的に初期費用が少なくなります。賃貸の敷金礼金、火災保険などはかかったとしても、物件購入と比較すると負担が少ないのは明白です。

どうしても一軒家をセカンドハウスにしたい場合は、その物件を賃貸契約する方法もあります。様々な住居取得方法を検討してみましょう。

失敗のリスクが少ない

住んでからその土地が自分に合わない可能性もあるため、物件をいきなり購入するのはリスクが大きすぎます。賃貸物件であれば、一度お試しで住んでみて、合わなければ違うエリアに簡単に変更できます。

失敗のリスクを減らして、セカンドハウスを持てるのは賃貸のメリットです。

一時的な利用ができる

セカンドハウスを持ちたいけれど、一定期間のみの利用を考えている場合、物件を購入するのは大変です。賃貸であれば、必要な期間だけセカンドハウスを所有できます。

転勤が多いサラリーマンや学生の通勤など、期間が限定されるセカンドハウスに賃貸はうってつけなのです。

次に、セカンドハウスを賃貸で持つ際の注意点を見ていきましょう。

賃貸の注意点

セカンドハウスを賃貸にする際の注意点は3つです。

家賃を払い続けなければならない

セカンドハウスを賃貸にすると、住んでいる間ずっと家賃を払い続ける必要があります。予定よりも長期間住むことになった場合、購入した方が安上がりになる可能性も。

セカンドハウスを利用する期間は十分に考慮してから、物件を賃貸にするかを検討しましょう。

初期費用はかかる

物件購入に比べて大幅に金額は少ないとはいえ、セカンドハウスを賃貸にする場合も初期費用はかかります。敷金礼金、火災保険、家具家電を揃える費用などが初期費用にあたります。

初期費用を抑えたい場合は、敷金礼金がかからない物件や家具家電付きの物件を探すのも1つの手です。

資産にならない

セカンドハウスを賃貸にすると、自分の所有不動産ではないため、最終的な資産にはなりません。老後、家族に土地や物件を資産として残してあげたいと考えるのであれば、購入するのがおすすめです。

ただ、賃貸は自分の資産にならないものの、地価の変動に頭を悩ませることはありません。資産価値の変動リスクはゼロにしたい場合は、やはり賃貸の方が安心でしょう。

ここだけじゃない!手軽に滞在先を探すなら「unito(ユニット)


セカンドハウスには様々なメリットや魅力があることがわかりました。しかし、一軒家を購入したり、賃貸であってもセカンドハウスの管理をするのは大変です。そんな時はサービスアパートメントを利用するのはいかがでしょうか。

サービスアパートメントとはホテルのようなメンテナンスサービスを 受けられ、敷金礼金が不要な賃貸物件のことです。

unito(ユニット)」は都内を中心とした物件を多数取り扱っているサービスアパートメントサービスです。家具家電やキッチン付きの部屋も多く、清掃の必要もありません。

Unitoには、利用しなかった日は家賃が返金される「リレント」機能がついています。1カ月の中で10日利用しなければ、10日分返金されるのです。都心でのセカンドハウスにUnitoを利用すると、利便性の良いエリアにお得な家賃で住むことが可能となります。

セカンドハウスを持ちたいけれど、メンテナンスや費用の負担が心配な方はぜひUnitoを一度覗いてみてください。



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