住民が壁にペイントを。すみだの人と、表現を重ね合い完成していくWISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO|ユニットの物件紹介

帰らない日は家賃がかからない家「unito(ユニット)」。 ユニットの物件として、都内を中心に、様々なホテルと提携しています。 2020年、オリンピックの来客に備えていた多くのホテルが、新型コロナウィルスの影響を受け、経営難に見舞われました。 「泊まる」場所から、「暮らす」場所へ。 ユニットへの掲載を通じて、利用用途の転換をし、新たな挑戦をしているホテルたち。 今回は、2021年1月にオープンした「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」の開業秘話と、そこでの暮らしについて ホステル支配人の延藤さんにお話を伺いました。

住民が壁にペイントを。眠らせている場合ではない、才能を表現し重ね合い完成していくホステル



日差しの入る、すてきなカフェですね。あの子が描いている絵もすてきですね!あれ、まだ工事中なんでしたっけ?


いえ、工事はもうすでに終わっていて、彼女は鈴木初音さんという方で、芸大卒業生です。壁にイラストを描いてもらっています。RIVER TOKYOは、「眠らせてる場合ではない、あなたの才能、特技。賢いホステル住まいで、都心の拠点とチャンスを得よう。」というコンセプトで、ここに泊まったり、住んだりする人に、「あなたの才能とか実力が発揮できるスペースがありますよ」と、ほぼ自由にクリエイティブが発揮できる場所、自分を表現できる場所を提供しています



もともと、WISE OWLは、渋谷などの他の店舗も含めて、観光客に向けて「眠っている場合ではない」というコンセプトを、「東京の街を思う存分楽しんで欲しい」という意味で持っていました。

RIVER TOKYOも、当初は同じコンセプトで考えていましたが、コロナ禍でインバウンドが少なくなってほぼゼロになってしまった中で、コンセプトの見直しをしました。

外国人観光客がいない中で、どうやって盛り上げていくかってなった時に、日本人で盛り上げていかなきゃいけないっていうのは、どの企業でも事業でも同じことだとは思いますが、私もそのことをひしひしと感じていました。


すみだの人々の魅力や自慢の一品とともに織り成される 「すみだ」の暮らし


そこでまず考えたのが、この「すみだ」という街が、どういうところか、ということ。

「すみだ向島EXPO」 というイベントに、参加して街の人たちと話していくと、点と点が繋がるような街だなっていうのが分かってきました。人付き合いやコミュニティというような、下町らしいあったかい街だなと思いましたね。



そして、知れば知るほど、すみだの人たちっていうのは、切り離せないなって。切り離してやっても浮いてしまうなと感じました。コンセプトの前に、目標として「すみだの人たちが来やすい場所」を目指すようになりました。

街の人たちがやりたいことをうまく取り入れて、教えてもらいながら、支えられながら完成していく場所になればと考え始めました。

街の人々の魅力や自慢の一品によって、織り成され始めているんですね。実際にどのように街の人が参画してくださっているのですか。


ここで出しているコーヒーが、東向島珈琲店のものなのですが、そのマスターが頻繁に来てくれて、コーヒーの美味しい淹れ方なんかを教えてくれたりしていますね。私たちは素人が多かったりするので、街の皆さんに支えられながら場所を提供できればと思っています。場所と人員、サービスは提供できる、でも、その仕掛けは街の皆さんと一緒に作っていただけたらいいなという気持ちです。

RIVER TOKYOに住むことで、「すみだ」暮らしを始める方もいらっしゃいますよね。


はい。ぜひ、住まわれる方々にも、ここで表現をしてほしいと思っています。例えば、絵を描いている彼女のように、壁を使っていただいても構いませんし、「俺はDJができます。」って方がいれば、DJで夜の雰囲気を盛り上げてもらったりだとか。



季節のいい時にヨガをやったり、野外シアターナイトじゃないですけど、映画を上映したりとか。カフェのメニューを一緒に考えてもらったり、ホステルのアイテムを一緒につくったり、アイディアや才能をぜひ発揮して欲しいと思っています。そうやって力を発揮することによって、コラボレーションが起きて、すみだの人と繋がるきっかけにもなっていくと考えています。それでこそ、「すみだ」暮らしを体感していただけるのではないかと。


RIVER TOKYOは、ホステルでありながら「住む場所」として打ち出しをされていますよね。その集客の手段のひとつとして「unito(ユニット)」にも掲載いただいた理由をお聞かせいただけますか。


ユニットさんを「ミズマチ」でも導入しようとした理由は、「実績がある」というのが1番大きいです。八丁堀や渋谷のWISE OWLにも、お客さんが入り始めているっていうところで、RIVER TOKYOも迷わず掲載をお願いしました。

すでに内覧している何件かの人たちも、ユニットを見ましたっていう人が多いんです。週末は実家に帰る方や、旅行に行かれる方にとっては、もってこいのサービスですよね。



RIVER TOKYOに帰らない日、つまり、リレントした時に「荷物はどうしたらいいですか。」などと相談を受けることもありますが、これまでは家は1つしか持たないのが当たり前でしたが、2つ以上の家を持つことが、こんなに自然になっているんだなぁと感じましたね。

また、ユニットさんの利用者の傾向でもある、週末はどこか違う場所に住んで、平日だけRIVER TOKYOに住んでいただけるというのは、インバウンドが再開したあとも、平日稼働を支えてくれるのではないかと期待しています。

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本日はありがとうございました。

すみだの人々、そして、日本の様々な才能をもったクリエイターたちによって織り成される「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」。そこに、海外の方の彩りも重なっていく日が楽しみですね。

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ユニットは、帰らない日は家賃がかからない新しい家です。

「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」に暮らしながら、
帰らない日数分は家賃をかけずに、旅行や帰省をすることができます。

気になるお部屋はこちらから、ぜひチェックしてください!

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