マンスリーマンションってお手軽?賃貸・ホテルとの違いやメリット・デメリットを解説!

長期出張や長めの観光旅行など、1ヵ月以上の滞在先を探している人にとって、「賃貸か、ホテルか、それともマンスリーマンションか?」の選択は悩みどころではないでしょうか。 今回は、マンスリーマンションについて詳しく解説!賃貸やホテルと比べたときのメリットやデメリットについても見ていきます。 あなたにあった選択肢を見つけてくださいね。

1.マンスリーマンションとは?


「マンスリー」とは、「月ごと、毎月」の意味。
「マンスリーマンション」とは、文字通り、1カ月単位で契約して入居できるマンションをさします。
マンスリーマンションは、一般の賃貸物件では必須の保証人を立てる必要がなく、身分が証明できれば入居できる手軽さが魅力です。


2.普通のアパートメントやホテルとは何が違うの?


マンスリーマンションと賃貸やホテルの主な違いを見ていきましょう。

(1)賃貸との違い

一般のアパートやマンションといった物件と大きく違うのは、「2年契約」のしばりがないことです。
一般の賃貸物件では、2年の契約期間の途中で解約すると違約金が発生します。
しかし、マンスリーマンションは1ヵ月単位で契約できるので、短期間住む場所が必要な人に適しています。
また、水道や電気、インターネットなど、ライフラインも既に用意されているので、入居してから手続きをする必要がありません。
部屋に家具や家電が用意されている点も、一般賃貸との違いです。

(2)ホテルとの違い

ホテルの部屋は「泊まる」ために作られていますが、マンスリーマンションは「生活する」ために整えられています。
キッチンや洗濯機があり、自炊が可能です。

3.マンスリーマンションのメリットとは?


マンスリーマンションならではのメリットには、どんなものがあるのでしょうか。

(1)賃貸と比べたときのメリット

・1ヵ月単位で入居期間を設定できる
マンスリーマンションでは、1ヵ月、2ヵ月といった月単位で契約ができます。

・オンラインや郵送で手続きできる場合が多い
賃貸物件の場合は、契約時に直接不動産会社に出向く必要があります。
しかし、マンスリーマンションの場合は、インターネットや郵送で手続きできる場合が多くなっています。

・生活に必要な家具家電が備え付けられている
マンスリーマンションには、家具や家電が付いています。
もし、長期出張などで生活する場所として賃貸物件を借りるとしたら、家具家電一式を購入する必要があります。
出張が終われば、その処分もしなくてはなりません。
マンスリーマンションなら、購入も処分も不要です。

・引っ越しの荷物が最小限で済む
家具や家電が用意されているので、入居するときには衣類や食器など、最小限の荷物だけで済みます。

・一般賃貸でかかる初期費用がない
一般の賃貸物件では、敷金・礼金のほか、仲介手数料や保険料などが必要になります。
マンスリーマンションでは、これらの費用はかかりません。
初期費用を抑えながら、新しい暮らしを始められます。

・保証人不要
一般の賃貸物件では、保証人が必要になりますが、マンスリーマンションでは不要です。

・電気・ガス・水道などのライフラインが完備
一般の賃貸物件では、入居後にライフラインの手続きをする必要がありますが、マンスリーマンションでは始めから使える状態になっています。
入居してすぐ、普通に生活できるのはとても便利ですね。

・セキュリティレベルが高い
入居者の入れ替わりが激しいマンスリーマンションでは、安全のため、普通のカギではなく、暗証番号による電子ロックを採用しているところが多くなっています。
入り口にも電子ロックがついている場合が多く、入居者以外の立ち入りを制限していたり、監視カメラを設けていたりするため、女性の一人暮らしにも安心です。

(2)ホテルと比べたときのメリット

・ホテルよりもリーズナブル
ホテルの長期滞在よりも、マンスリーマンションのほうが費用が抑えられます。

・自宅のように使える
ホテルでは、チェックアウトの時間が決まっており、また、友達や家族を部屋に入れることはできません。
しかし、マンスリーマンションは、自宅と同じように使えます。

・自炊・洗濯できる
キッチンや洗濯機がついているので、食費やコインランドリーの費用を節約できます。


4.マンスリーマンションのデメリットとは?


マンスリーマンションのデメリットには、どんなものがあるのでしょうか。

(1)賃貸と比べたときのデメリット

・一般賃貸より家賃が割高
マンスリーマンションの家賃には、初期費用や家具家電などの費用が上乗せされています。
そのため、長期滞在になると一般賃貸を借りたほうがトータルでは安くなる場合もあります。
目安としては、1ヵ月〜半年くらいならマンスリーマンション、それ以上であれば賃貸が安いと考えるとよいでしょう。

・家賃は前払いが基本
契約時には、決めた入居期間分の家賃を一括で前払いするのが基本です。
そのため、たとえば3ヵ月の契約をすると3ヶ月分の費用をまとめて支払うことになり、かなりまとまった額が必要となります。
また、途中で解約した場合、残りの家賃は払い戻されるとは限りません。

・入居期間を延長できないことがある
月単位の契約のため、既に次の入居者が決まっていれば、延長できない場合もあります。

・入居前の内見ができないことが多い
住む人の入れ替わりが多く、ギリギリまで他の人が住んでいて、事前に物件の内見ができないこともあります。

・住民票を移せない
マンスリーマンションは、法律上、生活の拠点としての「住居」ではなく一時的に滞在する「居所」として扱われます。
そのため、住民票を移すことができません。

(2)ホテルと比べたときのデメリット

・コンシェルジュサービスがない
ホテルのフロントにはコンシェルジュがいて、困ったときには手助けをしてくれます。
しかし、マンスリーマンションでは、自分で対応しなければいけません。

・掃除やゴミ出しは自分でしないといけない
ホテルでは、スタッフが室内清掃やリネン交換、ゴミ出しなどをしてくれますが、マンスリーマンションではすべて自分でする必要があります。

・アメニティ用品は自分で用意しないといけない
ホテルにはシャンプーや歯ブラシなどが用意されていますが、マンスリーマンションにはありません。

・退去時に清掃費がかかる
退去時の清掃費が、入居者の負担となります。

・入居までに数日かかる場合もある
ホテルは空いていればすぐに泊まれますが、マンスリーマンションの場合は手続きに日数がかかることがあります。

5.どんな人に向いている?


マンスリーマンションには、メリットとデメリットがあることを見てきました。
これを総合すると、マンスリーマンションを利用するのに向いているのは、次のような人です。
・仕事や観光などのため、1ヵ月から半年間だけその場所に住みたい人
・新しい生活を試したい人
・ホテルのようなサービスは必要ない人

たとえば、次のような場合にはマンスリーマンションがおすすめです。
・短期の単身赴任
・1ヵ月以上の研修や出張
・長期の旅行
・お試し一人暮らし
・お試し同棲
・就職活動や大学受験期間中の滞在
・次の入居先が決まるまでの仮住まい
・自宅リフォーム時の仮住まい

6.平均費用と契約方法は?


マンスリーマンションの平均費用や契約方法もチェックしておきましょう。

(1)平均費用

マンスリーマンションの家賃相場は、地域や物件によって異なります。
東京では月額10~15万円、大阪や福岡では月額7~10万円程度です。
別途、水道光熱費や管理費、Wi-Fi料金などがかかるケースもあります。

(2)契約方法


マンスリーマンションの契約の流れは、次のようになります。

①物件を探す

ネットなどで希望する地域のマンスリーマンションを探します。

②空室状況を確認する

電話やメールで空室があるかを確認します。

③申し込み手続きをする

空室があれば、予約の手続きをしましょう。

④申込書類を返送し、料金を前払いする

身分証明書の写しと申込書をメールで送ります。
申込書を元に審査が行われ、審査通過後に予約が確定します。
契約書と請求書などが送られてくるので、期日までに契約書などの返信と、入金の手続きをしましょう。

⑤入居する

入居前日までにカギの引き渡し方法の連絡があります。
カギを受け取り、入居します。

7.まとめ:マンスリーマンションと賃貸・ホテルの違い、メリットについて


マンスリーマンションと賃貸やホテルの違い、メリットやデメリットなどを紹介しました。
マンスリーマンションは、1ヵ月~半年くらいの期間で、リーズナブルに部屋を使いたい人に適したサービスです。

実は、月単位で利用できる家具家電付きの部屋があるのは、マンスリーマンションだけではありません。
ホテルのサブスクやサービスアパートメントも、月単位の利用が可能で、家具家電付きです。キッチンや洗濯機が備わっている部屋もあるため長期での利用も行うことができます。キッチンや洗濯機が備わっている部屋もあります。思ったようなマンスリーマンションが見つからない場合には、視点を少し変えて、ホテルやサービスアパートメントを検討するのもおすすめです。


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長期の出張や仮住まいなど、マンスリーマンションと同じ目的での利用にぴったりです。
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