「家ごときに人生を縛られるのはおかしい」 unitoを戦略的に活用し実現した 自由で柔軟性の高い二拠点生活

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三井不動産・ベンチャー共創事業部統括。東京・日比谷が勤務先だが、2020年に以前より興味があった鎌倉に移住。週に数日都内に出社する際の拠点としてunitoを利用。今後は、札幌の家族の拠点に合わせ引っ越し、東京と二拠点生活を送る予定。

光村圭一郎様 / 会社員(三井不動産)

POINT

・浅草の賃貸契約終了とコロナをきっかけに、元々興味のあった鎌倉に引っ越しをする
・週3日程度オフィスに出社するため、東京での暮らしの拠点としてunitoを契約
・本質的に必要な物を見極めてきた結果、最小限の持ち物で身軽な暮らしを実現


家族と離れ鎌倉で暮らしながら、週に3日のオフィス出社を快適にする、東京拠点を持つ二拠点生活


ー現在の暮らしについて教えてください。

現在は一人暮らしで鎌倉と東京のunitoで二拠点生活をしています。妻と娘がいますが、二人は子育てのため今は札幌に住んでます。
鎌倉は賃貸で、2年前に都内から移住しました。ただ日比谷にオフィスがあり週3日出社をするため、その際の拠点として人形町のunitoを契約しています。


ーunitoを利用する前は、どのような暮らしをされていましたか?


以前は浅草に住んでいました。特殊な事情なんですが、住んでいたマンションの住んでいた物件が競売にかかり、継続して住むことができなくなってしまって。ちょうどコロナ禍ということもありオフィスへ出社する頻度が少なくなってきたので、以前より興味を持っていた鎌倉に引っ越しを決めました。

コロナ禍が落ち着いてきた現在は火〜木曜はオフィスに出社しているため、unitoに契約をする前は東京のホテルに泊まっていました。

ただ、いちいちその都度ホテルを探すのが面倒でしたね。生活用品についても移動のたびに持ち込むのが非効率だと感じ、荷物を預けることのメリットからunitoを契約しました。


unitoを利用した暮らしについて



ー鎌倉のご自宅と東京のunito拠点、どのように使い分けられていますか?


木曜の夜から月曜までは主に鎌倉で過ごし、火・水・木は都内にいる必要があるのでunitoで滞在をしています。

オフィスに出社するための必要利用日数としては月に8日程度なんですが、unitoは月に10日から利用できる(※1ヶ月が31日間の月は11日から)ので、残りの2日間は会食などに合わせて好きな日程を選んで泊まることが多いです。

半月ごとにアプリから利用しない日を申請し、unitoに住む日程を調整しています。

unitoは、都心に自分の部屋をコピーできる。


ー以前はオフィス出社の際ホテルを活用されていた光村さんにとって、unitoのメリットはなんでしょうか?


1つ目は荷物を預けられる、という点ですね。

unitoであれば、自分が普段使うコンタクトや電動歯ブラシ、綿棒、孫の手などをそのままスーツケースに入れてフロントに預ければ、次回ホテルに泊まる際に自分の手元に戻すことができます。

そうすることで、まるで鎌倉の自分の家に住んでいるのと同じ感覚で、東京で過ごすことができるんですよね。

2つ目は、毎回異なるホテルを予約し直す必要がないので、慣れたエリアでの暮らしをスムーズに再現できる点です。

今拠点を契約している人形町には以前も住んでいたこともあったので、行きつけのお店などもあり、東京に住んでいる時のルーティンも出来上がっている。

鎌倉に拠点はあれど、人形町のホテルがもうひとつの自分の部屋のような感覚で、二つの住みたい街で暮らすことができているのは快適です。


ペットがいなければ、30日ホテル暮らしでもいい


ー今、ゼロから暮らしを組み立てるとしたら「ホテル暮らし」を選びますか?


究極のところ、例えば一緒に暮らしている猫がいなかったら、僕は30日ホテル暮らしでもいいと思っています。

というのも、年齢をある程度重ねる中で物の選択眼も身についているので、荷物が少なくすむんですよね。最近は洋服も最小限のローテーションで組んでいますし、書籍も全てkindleに入れているので、そうなった瞬間「あれ、家って意外と荷物少ないかもしれない」と。

どこかに季節外の服や趣味のアウトドア用品などを置くような小さな家さえあれば、最低限iPadとiPhoneとMacがあれば30日ホテル暮らしでもいいと思うようになりました。

ー経験を重ねるほど、余分なものの所有にこだわらないという選択ができるようになったということでしょうか。


そうですね。ミニマリストとはちょっと違いますが、若い頃から高い物の購入も一通り試してきた上で、最近になって「突き詰めると減らせるな」と思うようになりました。

ある程度の経験を通して目利きができるようになり、余計なものを買わず、本当に必要なものだけを選べるようになった時、必ずしも物を置くための固定化された空間は必要なくなるのかもしれません。

ー「所有」の部分以外で、ホテル暮らしにメリットを感じるところはありますか?


基本的なアメニティが揃い、タオルも新しいものを補充していただけるというのは、ホテル暮らしならではのメリットなのではないでしょうか。

物が少なく、生活がシンプルな人や上京してきたばかりの人は「まずはunitoで良い」



ー「unito」で暮らすことに向いているのはどういう人だと思いますか?


地方の大学から新卒で上京したてだったり、子供がいなくてペットがいない人は、unitoがいいんじゃないでしょうか。

特に社会人になりたての頃って最初は物も少ないですし、生活もシンプルじゃないですか。

unitoのような契約形態で生活を始めてみた後で、自分には1箇所に定住することが向いているなと感じたならばその時点でそちらを選択することもできるので、「まずはunito」で良いんじゃないでしょうか。

家ごときに人生を縛られるのはおかしい。気分に合わせて気軽に移動ができる柔軟性の高い暮らしを



ー最後に、光村さんの理想の暮らしについて教えてください。


1年中、その日単位で自分の好きな場所にいられる暮らし方が理想ですね。

例えば今日イカが食べたいなと思ったら佐賀に食べに行き、カニが食べたいなと思ったら函館に行きそこに泊まる。

今は家族がいるのでそこまで極端なことはしないですがもし僕が独身だったらそういう暮らし方を選ぶと思います。

そういった暮らしを実現するために、欲をいえば荷物のUberEatsのような仕組みがほしいです。unitoのホテルに荷物を預けるのと同じように、僕が泊まるための荷物パックがあってどこかに預けてある。それを例えば泊まる3時間前までに連絡をしておけば、今夜宿泊するホテルに届けてくれる仕組みがあれば手ぶらで動ける。

そんなサービスがこの先できれば嬉しいですね。

あとはそういった柔軟性の高い暮らしを実現しつつも気に入った地方で、絶景が眺められる別荘のような自宅を1個持つような世界観の別荘を1個合わせて持つ、というのが理想です。

その場合は、信頼できる建築家の方に依頼してデザインや世界観にとことんこだわりたいです。使わない日は、人に貸し出すのもいいですね。

とにかく本来、住むところなんて必要に応じて変わるはずなんですよね。

個人的には「家ごときに人生を縛られる」のはおかしいと思っています。

必要に応じて自然に柔軟に変えられる方が人間らしい。そのためには不動産の流動性もあげていかないといけないですね。

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