【2022年最新版】全国のワーケーション補助金制度を紹介

ワーケーションとは？

ワーケーションとは普段のオフィスを離れ、自宅ではない観光地やリゾート地などで休暇を楽しみながらリモートワークをすることです。「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語となっています。

目的によって、休暇型ワーケーション、業務型ワーケーションに分けられます。休暇型ワーケーションは長期休暇を希望する人の便宜を図るため、福利厚生の一貫として利用されることが多いです。一方、業務型ワーケーションは業務が主体であり、オフィスを離れて地域と交流したり、シェアオフィスでワーケーションをしたりします。

リモートワークの推進や働き方の変化に伴い、ワーケーションは人気となっています。ワーケーションにはどのような魅力があるのでしょうか。

ワーケーションの魅力

ワーケーションの魅力は5つです。

モチベーションのアップ

リモートワークが続くと、どうしてもダラダラと作業をしてメリハリがなくなりがちです。モチベーションの維持が難しいこともあります。ワーケーションでは旅行先にいくため、現地での楽しみに向けてモチベーションがアップし、仕事がはかどるでしょう。

リフレッシュしながら仕事が可能

普段の仕事で煮詰まってしまうと、なかなか解消するのが大変です。特にリモートワークでは、コミュニケーションが少なくなるため、業務上でモヤモヤすることもあるでしょう。ワーケーションで環境がガラッと変わることで、気持ちのリフレッシュができます。通常では長期の旅行は難しいですが、ワーケーションでは長期の旅行が可能になるため、高いリフレッシュ効果が得られるでしょう。

旅行の予定が確実になる

旅行の予定を立てていたにもかかわらず、アクシデントによって旅行が中止になった経験をお持ちの方もいるでしょう。ワーケーションであれば、旅行先で業務上の対応も可能なため、旅行の予定が潰れることがなくなります。

自分だけ休む罪悪感がない

有休があっても周囲に気を遣ってしまい、長期の旅行をしにくいのが日本の現状です。ワーケーションを活用すると、仲間に負担をかけず、仕事をしながら長い休暇を取れるため、罪悪感が減りますよ。

家事が減る

ワーケーションでは旅行先で仕事をするため、自宅にいるより家事が減ります。雑事に時間を取られないため、その分仕事に集中できるでしょう。仕事の能率が大幅にアップする人もいるかもしれません。

ワーケーション補助金制度とは

ワーケーション補助金制度とは、ワーケーションにかかる費用を、ワーケーション先の地方自治体が一部負担する制度です。発生する費用は基本的に自分で支払い、所定の手続きを行うことで、経費部分に補助率分をかけて支給を受けられます。

自治体は人を呼び込んで地方を活性化させようと取り組んでいるため、お得な内容の自治体もあります。うまく活用するとワーケーションでのメリットが大きいでしょう。

補助金のタイプや支給額は地域によってそれぞれ異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。中にはモニターとしてアンケートに答えたり、取材を受けたりすることでワーケーションが実質無料になる制度もありますよ。

ワーケーション補助金を支給している自治体まとめ

ワーケーション補助金を支給している自治体は多数あります。いくつか紹介します。

北海道
富良野市
4泊以上の滞在、ワーケーション中の支出額を算出、SNSの投稿、体験記の提出などの条件を満たすと、補助金を受け取れる。
・滞在費：7連泊分まで助成
・レンタカー利用料：8日分まで助成

富良野市ホームページ
北海道
中札内村
4泊以上の滞在、飲食店を1回以上利用、意見交換またはアンケートへの回答など条件を満たすと、助成が受け取れる。
・滞在費：14連泊分まで助成
・レンタカー利用料：15日分まで助成

中札内村ホームページ
青森県
青森市
「リモートワーク体験」として、青森県への移住に興味を持っており、アンケートに回答、SNSへの投稿などの貢献を満たす方が対象。
宿泊費・体験費：滞在全期間の助成
青森市ホームページ
群馬県
みなかみ町
ワーケーションを目的としたテレワーク施設を利用すると、補助金が受け取れる。
施設利用料：最大3日間まで助成

みなかみ町ホームページ
新潟県
新発田市
米倉地区
短期滞在施設でのワーケーションを行うことが条件。自転車も自由に利用が可能です。
宿泊、利用料：2泊以上7日以内の助成

新発田市ホームページ
静岡県
静岡市
「お試しテレワーク体験事業」として、シェアオフィス、コワーキングスペースで業務を行うと助成金の対象になります。

交通費の補助
宿泊費：最大4泊5日まで助成
シェアオフィス、コワーキングスペース利用料：最大4泊5日まで助成

静岡市ホームページ
広島県
庄原市
お試しオフィスを利用すると、助成金対象となります。オフィスに宿泊もできますよ。
利用料：最大2週間まで助成
庄原市で手配した交通費、レンタカー代の補助

庄原市ホームページ
全国各地にワーケーション補助金が利用できる自治体があるため、さまざまな場所でワーケーションを楽しむことができますね。

ワーケーション補助金を利用する際の注意点

ワーケーション補助金を利用する際、注意点はあるのでしょうか。気を付けるポイントを解説します。

申請方法・審査が自治体によって異なる

ワーケーション補助金と一口に言っても、申請方法はそれぞれの自治体で異なります。募集要項をしっかりと確認し、審査に通るよう手続きをしましょう。申請書類も自治体ごとに異なるため、不備がないよう提出しなければなりません。

また、申請をしても審査に合格しなければ補助金は受け取れないため、自分が募集条件を満たしているか、チェックしてから申請することも重要です。

申請期限がある

補助金を公募する時期は4月〜5月が多く、時期を過ぎると補助金を受けられません。申請受付の期間が1カ月程度の場合もあるため、気になる自治体は早目にチェックしておきましょう。

個人事業主やフリーランスを対象にいつでも申請できる助成金を設けている自治体もあります。自治体によっては、補助金と助成金の区別が曖昧な場合もあるため、不明点は早目に確認しておきましょう。

内容が自分に合うか確認する

ワーケーション補助金の内容が良いからといって、自分の希望に沿った場所でないとせっかくのワーケーションでの満足感が薄れてしまいます。

山奥でのワーケーションで宿泊費無料が魅力だったとしても、自分はマリンスポーツにしか興味がなければ、その土地の魅力を感じられないでしょう。自分の目的、好みとマッチした場所を選びましょう。

手軽に滞在先を探すなら「unito(ユニット）」

ワーケーションは魅力にあふれており、補助金が出る自治体も多数あります。うまく補助金を利用しても、不在の間に本拠地での家賃を払うのが気になる方もいるでしょう。補助金のないエリアにワーケーションに行きたくなることもありますよね。

「unito（ユニット）」では、都心を中心にサービスアパートメントを多数取り扱っています。都心での滞在にはサービスアパートメントを利用すると、ワーケーション中の家賃は心配ありません。

部屋を不在にすると、その分の家賃が返金される「リレント機能」があるため、必要最低限の家賃で済ませることが可能です。本拠地に戻ったときも、サービスを利用して日々の負担を減らせます。

ワーケーションを楽しみながら、本拠地での生活負担を減らせるunitoをぜひ一度のぞいてみてくださいね。