【誰でも簡単】フリーランスの始め方・必要手続きを紹介

働き方が多様化したことやコロナ禍で価値観が変わったことにより、フリーランスになる人が増えています。好きな場所で好きな仕事ができるフリーランスは憧れの生き方ですが、具体的な始め方がわからない方も多いのではないでしょうか。 今回は、フリーランスの始め方について、必要な手続きなども含めて紹介します。

フリーランスってどんな働き方?


フリーランスとは、会社や組織などに所属せず、仕事を個人で受注し、報酬を得る働き方のことを指します。自ら営業を行い、仕事を探し、案件ごとに契約を結ぶスタイルが一般的で、好きな場所で好きな仕事だけ受注できるというメリットがあります。その反面、企業等に雇用されていないので、給与が保証されていたり福利厚生などがあったりするわけではなく、すべてが自己責任となります。
プログラマーやライター、カメラマン、デザイナーなどの職種に、フリーランスは多い傾向です。
ちなみに「フリーランス」という言葉は、中世ヨーロッパで、契約により有力者に仕えた騎士をフリーランス(lance(ランス)=(当時の武器であった)槍)と呼んだことが由来となっているそうですよ。

フリーランスと個人事業主って違うの?

フリーランスと「個人事業主」は同じだと思われがちですが、じつはそれぞれ下記のような違いがあります。

○「フリーランス」とは?

「フリーランス」とは、特定の会社や組織などに属さず、個人で契約して仕事をする働き方のこと。あくまで「働き方」を指すものであり、税法上の区分などはないため、フリーランスの定義は曖昧です。極論を言えば、個人で仕事を受注して「フリーランス」と名乗れば、その時から「フリーランス」ということになります。

○「個人事業主」とは?

「個人事業主」の働き方はフリーランスと同様ですが、大きな違いは「個人事業主」は税法上の区分であるということです。税務署に開業届を提出することで「個人事業主」となり、青色申告による特別控除や補助金などを受けられたり、屋号で口座開設ができたり、といったメリットがあります。

フリーランスを始めるのに必要な準備

フリーランスには資格も条件もないので、始めようと思えば今すぐ始めることができます。しかし、きちんと準備しておかないと後々困ったことや問題が発生するかもしれません。では、具体的にどのような準備が必要なのでしょうか。

①スキルアップ

フリーランスは、自分のスキルを武器に仕事を受注する働き方です。そのため、まずは最低限稼げるスキルを身につけておかなければなりません。
また、契約を結んだりクライアントの日頃のやりとりなどには営業力やビジネスマナーなども必要なので、幅広くスキルを磨いておきましょう。

②人脈を作っておく

何のツテもなくいきなりフリーランスになると、「仕事がない」という事態になりかねません。フリーランスは知人などから仕事を受注することも多いので、セミナーや勉強会に参加するなどして人脈を広げておくようにしましょう。
また、可能であればフリーランスになる前に副業をし、固定のクライアントや継続案件などを一定確保しておけば、フリーランスになってすぐに仕事がないという状況は回避できます。

③審査が必要なものの手続きをする

会社員と比べ、フリーランスは社会的な信用が低い傾向にあります。そのため、ローンなどの審査が通らないといった可能性も。特にフリーランスになったばかりの頃は実績も少ないので、より審査が厳しくなると考えられます。
そのため、クレジットカートの申込みや賃貸物件の契約、車や住宅ローンの申請などは会社員のうちに済ましておきましょう。
しかし、フリーランスは不安定な立場でもあるので、あらゆる負債を抱えたままフリーランスになると、支払いに追われることになりかねません。フリーランスになるタイミングで、本当に自分に必要なものか見極めた上で契約することが大切です。

④貯金

フリーランスになった直後は、収入が安定しない可能性が大いにあります。そのため、会社員のうちに貯金をしておくようにしましょう。少なくとも3ヶ月程度は収入がなくても生活できる程度の貯金があると安心です。

⑤仕事専用の口座を開設する

フリーランスになると税金の計算なども自分で行わなくてはなりません。事業にかかる経費などをきちんと把握し、確定申告の手間を省くためにも、仕事専用の口座を開設しておきましょう。

⑥仕事環境を整える

フリーランスとして仕事を受注したらすぐに全力で取り組めるように、必要なものを買いそろえたり、在宅で仕事するのなら仕事部屋を用意しておいたりしましょう。

実際の開業までの手続きについて

フリーランスとして実際に開業するにはどのような手続きが必要なのでしょうか。

○開業届を提出

フリーランスになるには特に手続きなどは必要ないですが、開業届を出して「個人事業主」になると税金が控除されるなどのメリットがあります。
開業届(正式名称「個人事業の開業・廃業等届出書」)は事業を開始した日から1ヶ月以内に税務署に提出しなければなりません。
また、開業届を出すと確定申告の際に所得から65万円の控除を受けられる「青色申告」が可能になります。青色申告を行うには「青色申告承認申請書」を事前に提出する必要があり、開業した年は、開業日から2ヶ月以内に確定申告を行う必要があるので注意してください。「青色申告承認申請書」は「開業届」と一緒に提出することもできるので、可能であれば両方準備しておきましょう。
〈参考〉
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/blue-return-approval-application/

○国民年金・国民健康保険に切り替える

会社員など雇用されている方は、会社の厚生年金や健康保険から国民年金・国民健康保険に切り替える必要があります。健康保険に関しては、会社が加入している健康保険を任意で2年間継続することも可能です。ただし、これまで会社が半額負担してくれていた分も払わなくてはいけないので、2倍の額がかかってしまいます。国民健康保険とどちらがお得か計算した上で選びましょう。

フリーランスになってからの仕事の探し方

フリーランスは自ら営業し、常に仕事を獲得していかねばなりません。仕事を探す方法を複数知っていれば探しやすくなるので、あらゆるツールを活用しましょう。

〇フリーランスエージェントを利用する

フリーランスエージェントとは案件の紹介から契約の交渉まですべて行ってくれるエージェントサービスです。希望に合った案件を紹介してくれるので、自分のやりたい仕事が見つかりやすくなります。

〇クラウドソーシングを利用する

「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングを利用すれば、初心者でも比較的案件を獲得しやすくなります。なお、単価が低いものも多く、手数料もかかるので、案件の見極めは大切です。

〇知人の紹介

これまで仕事で関わった人や友人など、身近な人からも仕事を紹介してもらうという方法もあります。

〇SNSで営業活動を行う

SNS上ではフリーランスの情報交換が活発に行われています。案件の募集なども投稿されているので、SNSで同業者とつながりを作っておきましょう。

〇ブログでPRする

ポートフォリオなどを掲載し、スキルなどをアピールするために自分のブログを開設しておくと、クライアントから見つけてもらえる可能性があります。また、他の方法で案件に応募する際の営業ツールとしても活用できるでしょう。

〇求人サイトから応募する

求人サイトには企業の社員募集だけでなく、フリーランスの求人も掲載されています。実績が少ないうちは狭き門かもしれませんが、気になる案件があれば積極的にチャレンジしましょう。

〇フリーランスのコミュニティに入る

フリーランスが集まるコミュニティは、リアルにもオンラインにもたくさんあります。横のつながりを作っておけば、仕事の情報も得やすくなります。

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フリーランスは誰でもいつでも始めることができますが、始めたばかりは収入も安定していないので、お金の問題が心配ですよね。特に、住まいに関する費用はなるべく抑えたいものです。そんな時は、ホテル暮らしユーザーとホテルをマッチングするプラットフォーム「unito(ユニット)」を利用するのはいかがでしょうか?
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まとめ

自分らしい働き方や生き方を実現できるフリーランスですが、自由な分、お金の面はシビアに考える必要があります。
unitoなら家具・家電つきで月3日から、滞在した日数分の家賃で住めるので、住まいにかかる初期費用も抑えつつ、生活することができます。unitoでフリーランスの一歩を始めてみませんか。



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