【月19万円!?】一人暮らしを東京でするのにかかる費用は?

就職や転職のため、一人暮らしをすることになったとき、どのくらいの費用がかかるのか不安に思うのではないでしょうか。 特に初めて東京で一人暮らしをする人は、地方よりも家賃も物価も高い東京で、自分の収入で十分生活できるのだろうか、と考えてしまうでしょう。 この記事では、東京の一人暮らしにかかる費用について解説します。 おすすめのエリアや、生活費を抑える方法についてもご紹介! 自分にあった部屋を選んで、東京の暮らしを満喫してくださいね。

1.東京で社会人が一人暮らしを始めるときにかかる費用

東京で一人暮らしを始めるにはどんな費用がかかるのでしょうか。家賃、初期費用、毎月の生活費の順で、見ていきましょう。

(1)一人暮らしの家賃の目安

東京都の家賃の高さは全国一です。
総務省の平成30年住宅・土地統計調査によると、全国の平均家賃55,695円に対して、東京都では81,001円。
もちろんこれは一人暮らしだけではなくファミリー向けの物件も含めての平均値ですが、東京の家賃は地方の1.5〜2倍になると考えておきましょう。

一方で、住居費は収入の30%までに抑えるのが目安です。
東京の場合、大卒平均初任給は22万500円。
ここから税金や保険料などを引くと、手取り収入は約80%の約17万6000円になります。
つまり、東京で新社会人が一人暮らしを始めるときの家賃の目安は、約6万円です。

(2)一人暮らしを始めるときにかかる費用:約50万円

一人暮らしを始めるときには、まとまった費用が必要です。

①賃貸物件の初期費用:家賃の約5か月分
賃貸物件を契約するときには、家賃の他にさまざまな費用がかかります。
物件や不動産会社によっても異なりますが、費用の一例をあげてみましょう。

敷金:家賃の1か月分
礼金:家賃の1か月分
仲介手数料:家賃の1か月分
火災保険料:1~2万円
鍵交換費用:1~2万円 

これらを合計すると、初期費用として家賃の5か月分くらいが必要になります。
家賃6万円なら、30万円くらいを見積もっておきましょう。

②引越し費用
荷物の量や移動距離、時期などによって引越しの費用は変わってきますが、一人暮らしの場合、4~8万円となります。

③家具・家電・生活雑貨などの購入費
部屋で使うベッドやチェスト、冷蔵庫や電子レンジ、鍋やフライパンなどの購入費用が10~15万円くらいかかります。

④スーツ代など
職種によって必要なものは変わりますが、ビジネスパーソンならスーツやシャツ、靴、名刺入れなどを用意しましょう。

これらを合わせると、約50万円となります。

(3)一人暮らしの生活費:約19万円

総務省が実施した2020年の家計調査によると、全国の単身世帯の支出は1か月あたり約15万円です。
内訳は次のようになっています。

食費    3.8万円
住居費   2.1万円
光熱・水道費  1.2万円
家具・家事用品費 0.5万円
被服費 0.5万円
保健医療費 0.7万円
交通・通信費 1.8万円
教養娯楽費 1.5万円
その他 2.9万円
合計  15万円

しかし、これは全国の平均値なので、東京の家賃を加味して考える必要があります。
ここでは住居費が2.1万円となっていますから、あと4万円上乗せすると、合計は19万円ですね。

2.社会人が東京で一人暮らしのエリアを選ぶときのポイント


東京都内の家賃は全国より高いのですが、エリアによって家賃相場が異なります。

(1)家賃の安いエリアを選ぶ

東京23区内で家賃が安いエリアは、葛飾区、江戸川区、練馬区、足立区、板橋区です。
これらのエリアのワンルームの家賃相場は5.5万円~6.2万円。

23区外にも目を向けてみましょう。
八王子市、立川市、府中市、調布市、町田市のワンルームの家賃相場は、4.4万円~5.6万円です。

これらのエリアだと、東京で新社会人が一人暮らしをするときの家賃の目安である6万円前後に落ち着きますね。

(2)通勤時間を考えて選ぶ

通勤にかける時間は、トータルで40分以内にしたいですね。
たとえば新宿まで30分以内で行ける駅を探すと、東は大島、西は国分寺、北は戸田、南は多摩川あたりまでになります。

3.社会人におすすめのエリア5選


比較的家賃相場が低く、社会人におすすめのエリアを5つ紹介します。

(1)中野

大学や専門学校も多い中野は、サブカルチャーの街としても知られています。
社会人になって趣味もたっぷり楽しみたい人には、特におすすめ。
交通の便がよく比較的物価が安く、若い人向けのお店が多いので暮らしやすい街です。

中野駅周辺の家賃相場はワンルームで5.55万円です。

(2)北千住

周辺に大学のキャンパスがあり、都心に近い割には家賃や物価が安くなっています。
駅周辺の商店街は懐かしい下町の雰囲気があり、飲食店もチェーン店も豊富で食の楽しみが感じられます。社会人の方には特におすすめですね。

ワンルームの家賃相場は6.09万円です。

(3)西荻窪

夜も比較的明るく治安がよい、閑静な住宅街です。 
駅周辺には6つの商店街があり、下町の雰囲気も味わえます。
気軽に寄れる飲食店やおでん屋などが豊富で、忙しい社会人に多い外食派の人も飽きません。

ワンルームの家賃相場は4.95万円です。

(4)三鷹

文化と芸術のある、落ち着いた住環境です。
公園だけではなく道路沿いにも多くの木々が植えられていて、自然を感じられます。
接続路線が多く交通の便がよく、通勤もラクラク。
駅周辺にスーパーが多いので、生活には不便はありません。

ワンルームの家賃相場は6.94万円です。

(5)練馬

都心までの交通アクセスがよく、畑や公園なども多いため、住みやすい街です。
都内では家賃が比較的安くなっています。
駅周辺には深夜営業のスーパーや飲食店が多く、忙しい社会人にも便利です。

ワンルームの家賃相場は5.83万円です。

4.一人暮らしで生活費を抑える方法とは

社会人の一人暮らしの生活費は意外にかかります。
抑えられるところは抑えて、東京での一人暮らしを楽しむためにお金を使いたいですね。

(1)家賃を抑える

急行の止まらない駅は、家賃相場が低めです。
新築物件はやはり家賃が高くなってしまうため、築年数が多くても、リフォームできれいにし、使いやすくなっている物件をチェックしてみましょう。

(2)会社の福利厚生をできるだけ使う

福利厚生が充実している会社なら、できるだけ利用しましょう。
家賃補助、引越し手当、社宅や提携マンションはないでしょうか。
会社によっては、旅行やレジャーの優待、スポーツクラブの利用補助などがあります。

(3)飲み物は家から持参する

コンビニで150円のペットボトルを毎日買うと、これだけで月に4,500円かかります。
マイボトルを持参して、飲み物代と環境負荷を減らしてみては。

(4)無料または格安のものを活用する

映画館に行かずにテレビで見る、図書館を利用する、公共施設のスポーツ教室に参加するなど、お金をかけずに楽しめるものを見つけましょう。

(5)簡単に作れる料理を覚える

食費を抑えるには、外食よりも自炊がおすすめです。
しかし、一人暮らしでいろいろな材料をそろえると、かえって高くつくこともあります。
少ない材料で、しかも電子レンジやフライパン調理だけで簡単に作れる料理を覚えると、自炊が楽しくなるでしょう。

5.手軽に滞在先を探すなら「unito(ユニット)

今回は、社会人の東京での一人暮らしにかかる費用や、家賃の目安、おすすめエリアなどを紹介しました。
上手にやりくりをして、東京暮らしを楽しんでくださいね。

しかし、新しい仕事の準備と並行して、知らない土地で住む場所を探すのはなかなか大変です。
特に、社会人にとって転勤や転職で急に東京へ行くことになったなら、どのエリアに部屋を借りたらいいのか、家具や家電はどこでどんなものを買えばいいのか、というところから戸惑うのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのは、unito(ユニット)のサービスアパートメントです。
サービスアパートメントは、ホテルと賃貸の中間のような存在。
賃貸物件とは違って、まとまった初期費用は必要なく、家具や家電も備わっているため、身の回りのものだけ持って入居できます。
しかし、ホテルとは違い、キッチンや洗濯機もあるため生活しやすくなっています。

東京の一人暮らしをunitoの部屋で始めてみる。
そして、生活しながら東京の街の様子を肌で感じ、生活に必要なものをひとつずつ掴んでから、ゆっくりと自分らしい暮らしのできる部屋を探していく。
そんな暮らし方はいかがでしょうか。

新宿御苑駅から徒歩5分のシタディーン新宿東京は、キッチン付きのモダンなお部屋。
ベッドは快適な眠りをもたらすシモンズ製で、建物内のジムも利用できます。

その他、unitoでは多数のサービスアパートメントを用意しています。
土地勘がなかったり、部屋探しが得意でなかったりする方には、専門のコンシェルジュが希望に合う部屋を探してくれるサービスもありますので、気軽に相談してみてください。

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