複数人で同居するシェアハウスですが、具体的にどのような居住スタイルなのか知らない人もいるのではないでしょうか。
この記事ではシェアハウスのメリットとデメリットについて詳しく解説しています。
シェアハウスにおすすめの物件も紹介していますので、シェアハウスに興味のある人はぜひ参考にしてみてください。
はじめに|そもそもシェアハウスとは
シェアハウスとは「住居の中で、リビングやキッチンなどの共用部を、複数人でシェアしながら生活する賃貸住宅」です。
ひとくちに「シェアハウス」といっても、数人で住む物件から大人数で住む物件、特定の人向けに貸し出している物件まで、さまざまな物件があります。
どのようなシェアハウスがあるのか、みてみましょう。
自分に合ったシェアハウスの選び方
シェアハウスは、主に以下3種類に分けられます。
大型シェアハウス
- 11人~100人程度で生活する
- 人脈を広げられる
- 大勢の入居者が集まれるように共有スペースは広め
少人数シェアハウス
- 10人以下で生活する
- 一軒家をリノベーションする場合が多い
- 少人数のため同居人同士が仲良くなりやすい
コンセプト型シェアハウス
- 特定の職業や趣味を持つ人が生活する
- 仕事や趣味の悩みを共有できる
- 生活リズムが合いやすい
シェアハウスを選ぶ際は、現在のライフスタイルや理想とする暮らし方から、自分に合うシェアハウスの種類を見つけるとよいでしょう。
シェアハウスのメリット
一般的な賃貸住宅と比べたシェアハウスのメリットを3つご紹介します。
住居にかかる費用を抑えられる
シェアハウスは、一人暮らしに比べて住まいにかかる費用を抑えられるのが特徴です。
参考までに、一人暮らしとシェアハウスでかかる費用をまとめました。
一人暮らし
- 家賃
- 光熱費
- インターネット料金
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
シェアハウス
- 家賃(光熱費とネット料金込み)
こちらを見ても分かるように、住居にかかる費用はシェアハウスの方が圧倒的に少ないです。
また、シェアハウスは複数人で住居を所有します。
そのため、同じエリアの賃貸住宅に比べて、家賃が安くなる傾向にあるといえるでしょう。
家具・家電付きで引っ越しの手間がかからない
一人暮らしを始める際に大変なのが、新生活用にさまざまな家具・家電を買いそろえなければならないことです。
シェアハウスの場合、冷蔵庫や電子レンジなどのキッチン家電から、洗濯機などの生活家電まで、暮らしに必要な設備が始めから付いている場合が多いです。
物件によっては、ベッドやカーテンなどが付いているケースもあるので、新生活の費用をかなり抑えることができます。
また、家具・家電付きの物件が多いシェアハウスの場合、引っ越し業者に依頼する必要もありません。
人によってはスーツケースひとつで入居し、スーツケースひとつで退去できるのがシェアハウスの魅力といえます。
同居人同士で親睦を深められる
複数人が同じ住居で生活するシェアハウスは、同居人同士で親睦を深めやすいです。
初めて一人暮らしをする場合や、知らない土地で一人暮らしをする場合には、何かあった時に気軽に相談できる仲間を見つけると安心できます。
一人暮らしをしながら、同じマンションやアパートの住民と親睦を深めるのはなかなか難しいですが、シェアハウスは同居人と過ごす時間が長いため、友好関係を築きやすいです。
また、シェアハウスには年齢や性別、国籍の違う人が生活します。
そのため、新しい文化を知ったり、新しい人脈が築けたりするのも、シェアハウスのメリットといえるでしょう。
シェアハウスのデメリット
シェアハウスにはメリットだけでなくデメリットもあります。
自分の目的に合うシェアハウスを見つけるためにも、デメリットを確認しておきましょう。
プライバシーの確保が難しい
同居人と過ごす時間が長いというメリットは、裏をかえせばデメリットにもなります。
シェアハウスでは寝室で一定のプライバシーは保たれるものの、キッチンや浴室、トイレなどは共有の場合が多いため、同居人と関わらなければならない場面は少なくありません。
そのため、一人で静かに暮らしたい人はシェアハウスには向かないといえます。
また、共用スペースは同居人全員が使用するので、自分勝手に使用することができません。
ある程度は人の目を気にして生活しなければならないため、一人暮らしよりも自由度は低くなりやすいです。
生活リズムが合わずにストレスが溜まる
先ほども説明したように、シェアハウスはさまざまな人が同居する物件です。
そのため、同居する人の生活習慣によっては生活リズムが合わずに、ストレスが溜まる可能性があります。
寝る時間や起きる時間、家事をする時間があまりにも自分と異なると、ゆっくりと自分の時間が過ごせないため、快適さを欠く恐れがあることを知っておきましょう。
居住者トラブルが起きやすい
複数人で同居するシェアハウスは、居住者間でトラブルが起きやすいです。
先ほど挙げた生活リズムの違いをはじめ、共用部分の使い方でトラブルになるケースも少なくありません。
また、シェアハウスは友だちや家族など人を呼ぶには不向きです。
一人暮らしであれば、ある程度自由に自宅に人を招くことができますが、複数人が一緒に暮らしているシェアハウスでは、同居人によっては嫌がる人がいたり、居住のルールで禁止になったりする可能性があります。
人を呼びたいのであれば、シェアハウスよりも一人暮らしの方が自由度は高いといえるでしょう。
unito|初期費用を抑えて簡単に住めるシェアハウス
初期費用を抑えて手軽に住めるシェアハウスを探すなら、unito(ユニット)がおすすめです。
ユニットでは、住みたい地域や物件の種類、予算などを入力するだけで自分にぴったりの物件を簡単に見つけられます。
ここでは、東京でシェアハウスができる物件を3つご紹介しますので、シェアハウスを探す参考にしてください。
unito EBISU(102)
恵比寿駅から徒歩7分、渋谷駅から徒歩7分の場所にあるシェアハウスです。
ヨーロッパ調の外観が特徴的な物件で、中庭も併設されています。
個室には作業用デスクが備え付けてあるため、在宅ワーカーでも快適に生活できるのが魅力です。
キッチンやリビングなど、一般的なシェアハウスの他に書斎も共有スペースとなっているため、同居人同士でゆっくりとした時間を過ごせます。
unito 赤坂
赤坂駅から徒歩6分、六本木駅から徒歩10分の好立地にあるシェアハウスです。
白と黒を基調としたシックな内装は、年齢や性別に関係なく誰でも心地よく生活できます。
また、キッチンや洗濯機などの生活家電の他にも、調理器具や調味料、洗剤といった日用品も備え付けてあるため、カバンひとつで気軽に引っ越しができるのが魅力です。
オークハウス中板橋102
中板橋駅から徒歩11分の場所に位置するシェアハウスです。
このシェアハウスの魅力はなんといっても家賃の安さ。
外観・内装はやや築古ではありますが、ユニットで取り扱っている他のシェアハウスに比べて半分程度の家賃で住むことができます。
家賃や生活費をなるべく抑えて生活したい人におすすめです。
おわりに|最適なシェアハウスを選んで充実した毎日を過ごそう
この記事では、シェアハウスのメリットとデメリットについて詳しく解説してきました。
シェアハウスにはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
大切なのは、メリット・デメリット両方を理解し、自分に合うシェアハウスを見つけることです。
ぜひ自分にぴったりのシェアハウスを見つけて、充実した暮らしを楽しみましょう!