好きな場所で働きたい。そう思って会社員をやめて、フリーランスになってから、早3年がたった。小さな旅行会社で、ウェブデザインの部署に、運命に吸い込まれるように配属された私は、ゆるゆると5年で一通りのスキルを培い、巣を飛び立つようにフリーランスになった。
パソコンがあればどこでも仕事ができるとはいえ、新しいクライアントとは、対面でコミュニケーションをとらないと、なかなかクライアントが求めるものを出すのが難しく、なんだかんだで東京の賃貸に住み続けている。
とはいえ、想像通りの自由も手に入れた私は、週末になると行きつけのゲストハウスを予約して、房総半島の海の近くで過ごしている。いつかは、ここに持ち家が欲しいと思っている。
そんなときに出会った、帰らない日は家賃がかからない「unito」。
東京から拠点を房総半島にうつしたい私には、うってつけの暮らし方だ。
住みたい街は、住み慣れた場所で
帰らない日は家賃がかからない家「unito」は、2020年の夏に始まった新しいサービスだが、すでに全国に8000室以上掲載しているとのことで、まるで賃貸物件を探すように、豊富な物件から自分にあった物件を探すことになった。
ただ、調べようとすると自分には「東京に家が必要」ということ以上には、条件がないことに気がつく。自分のオフィスがあるわけでもなく、クライアントも出社していないことが多いので、特段通勤の便がよいエリアはなく、住みたい街でエリアを決めることにした。
私が選んだ街、門前仲町はこれまでも賃貸で暮らしていた馴染みのある街。
夜の静かな隅田川は、働くこと、生きていくことの難しさを何度も思い知った20代の私を幾度となく慰めてくれた。思い出が詰まったこの街を簡単に手放したくはなかった。
門前仲町のunitoは、テレワークに◎な物件
unitoに住む時、すなわち、都心に住む時は、仕事がある日。
房総半島の穏やかな暮らしと一変して、どんどん仕事を進めます。
くつろぎよりも、背筋の伸びる空間を求めていた私は、テレワーク向きunitoを選んだ。
テレワークに◎なお部屋
快適なデスクと明るい照明で十分なワークスペースが確保されたお部屋。空間にゆとりがあるため、ストレスフリーで作業に打ち込む事ができる。
ミニスタンドでひと休憩
ミニスタンドには、備え付けの冷蔵庫と湯沸かし器がある。
最近、私に再来しているコーヒーブーム。
仕事と仕事の節となるコーヒーブレイクは、よい仕事をするために外せない。
フリードリンクサービス
14:00~22:00の間は1Fのラウンジにて、フリードリンクサービスを使う事ができる。ドリンクをお部屋に持ち込むことも可能。コンセントもあるので、気分転換に移動している。
広いベッドでくつろぐことも忘れない
テレワークのための家といえど、くつろぐことも忘れない。
広々ベッドと大きなテレビ。腰をかければ、ふわりと私をオフモードへと誘う。
ベット横に電気やコンセントが揃っているのも、細かくも嬉しいポイント。
電子レンジ・ランドリーは共有スペースに備え付け
電子レンジとランドリーは、共有スペースに備え付けられている。
必要最低限の家具・家電は全て揃うので、引越し費用をかけずに、住み替えができたのも嬉しいポイント。
ちなみにランドリーは空き状況をお部屋のテレビで確認することができる。
帰らない日の荷物は、フロントへ
unitoは、帰らない日の家をホテルとして貸し出すことで、家賃がかからない仕組みになっているという。なので、帰らない日は自分の荷物をまとめて、フロントに預けてから外出する。
仕事に煮詰まったら、門前仲町を散策
公園や隅田川があることから、都心の中でも自然が多く、平穏なリズムの流れる門前仲町。
自営業のお店も多く、住めば住むほど、まるで地元のように暖かく馴染みのある街に。
越中島公園 | 門前仲町のunitoから徒歩12分
隅田川に架かる永代橋の下流に広がる越中島公園。川の向こう岸には高層マンションや東京タワーが見える。抜群のロケーション。一息つきたい時にオススメ。
足湯カフェもみの湯上野店 | 門前仲町のunitoから徒歩70分
ぐるりと麦飯石の人工温泉が流れる。足湯カフェで足を温めながらマッサージができる。リモートワークで溜まった疲れをほぐす。
Artichoke chocolate | 門前仲町のunitoから徒歩22分
独自の製法で作られたチョコレートが人気のチョコレート専門店。頑張った時は甘いものが無性に欲しくなる。仕事がひと段落した時に訪れたい場所。
門前仲町のunitoで暮らす二拠点生活
帰らない日は家賃がかからない家「unito」
仕事がある日は門前仲町のunitoで、休日は房総半島で海の近くの暮らしを楽しむ二拠点生活。unitoは、帰らない日は家賃がかからないので、毎月10日ほど、帰らない日があっても無駄がない。
東京の家を賃貸からunitoに変えたことで、帰らない分の家賃が浮き、夢だった房総半島に家を持つことも、現実味を帯びてきた。
必要な家と、ほしい家。
自分にとって大切な方に、お金をかけられるように、
unitoで帰らない日の家賃を節約していく。