シェアハウスは本当に安いのか?家賃相場や安さの理由について解説

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「シェアハウスは安い」とよく言われますが、本当なのでしょうか。安いにこしたことはありませんが、あまりに安いと不安になってしまいますよね。 シェアハウスは一般賃貸と比べて確かに家賃が安い傾向にあります。しかし、安さを実現しているのにはきちんと理由があるのです。 本記事では、シェアハウスの家賃相場や安さの理由について解説しています。

はじめに

シェアハウスとは、リビングやキッチンなどの共有スペースと、個室などの個人用スペースの両方が備わっている物件を指します。

「交友関係が広がる」「寂しくない」などシェアハウスにはさまざまなメリットがありますが、中でも「生活費を抑えられる」のが大きなメリット。
こうした経済面のメリットから、シェアハウスは学生や新社会人など若者を中心に人気を集めています。

シェアハウスの家賃相場

国土交通省によると、シェアハウスの家賃相場は1人部屋の場合で4〜6万円程度、2人以上(相部屋)の場合で4〜5万円程度(いずれも共益費・光熱費は5,000円〜1万円程度)です。

一方、一般賃貸の家賃は平均76,059円。
一般賃貸は上記に加えて共益費と光熱費がかかると考えると、シェアハウスは一般賃貸よりかなり家賃が安いことが分かります。

参考:国土交通省 シェアハウスに関する市場動向調査結果について
参考:国土交通省 令和2年度住宅市場動向調査報告書

シェアハウスの家賃が安い理由

シェアハウスの家賃が一般賃貸より安いのには主に2つの理由があります。

個室を複数人で使用する

シェアハウスは、個室のプライベート空間が少なくなるほど家賃が安くなるのが特徴です。
シェアハウスの個室は、共有する人数やプライベート空間の割合に応じて、下記4つのタイプに分けられます。

・1人部屋タイプ
・セミプライベート(部屋に仕切りあり2人)
・シェアルーム(部屋に仕切りなし2人)
・ドミトリー(複数人)

1人部屋タイプの家賃は一般賃貸とそこまで大差はありませんが、ドミトリータイプになると一般賃貸より4〜5万円ほど家賃が安くなるケースも珍しくないので、かなりお得に生活できるでしょう。

共有で使う設備が多い

共有スペースがあることも、シェアハウスの家賃が安い理由のひとつです。
シェアハウスではキッチンやリビング、水回りなどを入居者同士で共有して使います。
そのため、一般賃貸のように各部屋に設置する設備が少なく、設置費や管理費があまりかからない分、家賃が安くなっているのです。


シェアハウスの経済的メリット

さまざまなメリットがある中で、特に魅力的なのが経済面でのメリット。
経済面は生活に直結する部分ですので、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、シェアハウスの経済的なメリットを4つご紹介します。

初期費用を抑えられる

初期費用を抑えられるのは、シェアハウスの大きなメリットです。
シェアハウスは敷金、礼金が基本的にいらず、入居者募集はインターネットが中心ですので仲介手数料もいりません。
敷金の代わりにデポジット(保証金)が必要なシェアハウスはあるものの、一般賃貸より初期費用を抑えられる可能性が高いといえます。

水道光熱費を抑えられる

シェアハウスは、一般的に水道光熱費が一律です。
一般賃貸は使った分だけ費用が請求されるため、季節によっては水道光熱費がかなり高額になります。
一方、毎月の水道光熱費を一定に抑えられるシェアハウスなら、費用を気にすることなく一年中快適に過ごせるでしょう。

生活費を抑えられる

支出の中で大きな割合を占める生活費を抑えられるのも、シェアハウスに住むメリットのひとつ。
シェアハウスでは、基本的に管理会社から共有スペースの消耗品が支給されます。
トイレットペーパーや洗剤、掃除用具などの日用品を自分で購入する必要がないため、収入が少ない学生や新社会人の方などにとっては、かなり大きなメリットになるでしょう。

設備が充実している

共有スペースの設備が充実しているのもシェアハウスの魅力です。
基本設備として広々としたキッチンやリビングがあるほか、中にはシアタールームやジムが併設されているシェアハウスも。
一人暮らしでは購入できないような設備がシェアハウスには備わっているため、同じ家賃で比べた場合、一般賃貸よりいい暮らしができます。

安すぎるのは危険!格安シェアハウスのリスク

シェアハウスは住居費を少しでも抑えたい方にぴったりの物件。
しかし、あまりに家賃が安すぎる物件、いわゆる「格安シェアハウス」には注意しなければなりません。
以下で格安シェアハウスのリスクを3つご紹介します。

立地や設備が悪い

1つ目のリスクは、立地や設備が悪いこと。
格安シェアハウスは、不便な立地条件や不十分な設備など、わざと暮らしにくくして家賃を抑えている可能性があります。
家賃を最重視するなら別ですが、いくら家賃が安くても快適性を損なうような物件は避けましょう。

プライベートがほとんどない

2つ目のリスクは、プライベートがないこと。
格安シェアハウスに多いのは、2段ベッドが数台置かれた個室を複数人で使用するドミトリータイプです。

このタイプは、好きに使えるのが基本的に自分のベッドだけなので、プライベートがほとんどありません。
そのため、ひとりが好きな人はプライベートのなさがストレスに感じる場合もあるでしょう。

訳ありの入居者が住んでいる

訳ありの入居者が住んでいる可能性があるのも、格安シェアハウスのリスクです。
格安シェアハウスは、入居審査のゆるさが特徴。
審査がゆるければどんな人でも入居できてしまうため、他のシェアハウスには入居できない人が住んでいる可能性があります。
人間関係によるトラブルを避けるためにも、入居者を事前に確認しておきましょう。

シェアハウスを契約する前にチェックすべきこと

格安シェアハウスにはリスクが多くあるため、なるべく避けるのがベターです。
とはいえ、少しでも家賃を抑えて住みたいと思っている方は多いはず。
安くて快適なシェアハウスを選ぶためのポイントを下記にまとめました。

・運営会社ホームページがあるか
・シェアハウスの見学はできるか
・運営会社の対応は親切か

格安シェアハウスは、部屋や設備に問題があることを隠しているケースがよくあります。
そのため、ホームページの物件情報や写真がない、事前見学ができないシェアハウスは避けましょう。

また、運営会社との相性も大切です。
対応が迅速で丁寧な運営会社を選ぶと、入居後も安心して生活できます。

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まとめ

経済面のメリットが多いシェアハウスですが、安さだけにこだわるのは危険です。
家賃の安さはもちろん大事ですが、それだけではなく自分が心地よく暮らせるかを判断した上でシェアハウスを選びましょう。
本記事で紹介した内容を参考に、コスパ良く快適に暮らせるシェアハウスを見つけてみてはいかがでしょうか。


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